S&P500 ヒートマップ(高解像度)
主要3指数とドル円の動き
- 主要3指数はそろって下落、ナスダックが下落を主導しました。感謝祭前夜にハイテク株が急落したのも、米国のインフレデータが依然として堅調だったことを受けて連邦準備制度理事会が利下げに慎重になるかもしれないとの懸念が広がったためです(REUTERS)。
- ドル・円は151円82銭まで上昇後、150円46銭まで下落しました。7-9月期GDP改定値が前期から鈍化したほか、同期の個人消費改定値やコアPCE価格指数改定値が予想外に下方修正されて、米長期金利低下に伴いドル売りが加速しました。米10月コアPCE価格指数が前月から加速し、ディスインフレの進展停滞の新たな証拠となり、いったんドルは下げ止まりましたが、7年債入札の好調な結果を受け金利が一段と低下するとドル売りが再開しました。トランプ次期政権による追加関税を警戒したリスク回避の円買いも背景にあります(Investing.com)。
セクター別騰落率
1%を超える動きがあったのは先端技術(Technology)だけでした。
経済指標発表 結果
- 米国第3四半期の経済成長率は2.8%で修正なし(REUTERS)。
- 米国経済は第4四半期初めに堅調に推移、インフレ率はFRBの目標を上回った(REUTERS)。
- 米国の週間失業保険申請件数がさらに減少。解雇された労働者の多くは長期にわたる失業状態を経験しており、連邦準備制度理事会(FRB)が12月にさらなる利下げを行う可能性は残っている(REUTERS)。
- 米国の住宅販売保留件数が3か月連続で増加、NARが発表(REUTERS)。
- 米国の住宅価格上昇が鈍化する中、住宅購入のしやすさは悪化する見込み(REUTERS)。
主な決算発表結果
該当銘柄はありません。
主な経済ニュース
- 米国の株式市場が急騰しているにもかかわらず、投資家は暴落回避に固執して、暴落に備えるオプションの需要が高まっている(REUTERS)。
- 米国の小売業者は、短かいホリデーショッピングシーズン中に興奮を巻き起こそうとしている(REUTERS)。
- 感謝祭の旅行シーズンは記録的なスタート。米運輸保安局によると、火曜日には約270万人の乗客が空港の保安検査場で検査を受けた。これは感謝祭前の火曜日としては過去最高(REUTERS)。
- マイクロソフト、米FTCによる広範な反トラスト法調査に直面(Bloomberg)。
- 報告書によると、米国の自動車販売は値引き拡大により11月に増加する見込み(REUTERS)。
- HP、DELLの弱い予測が株価下落を招き、PC市場の回復に疑問(REUTERS)。
- シタデルとピムコ、スピリット航空の破産後の株式取得へ(Bloomberg)。
- 世界のヘッジファンドやプライベートエクイティ会社は、最大25兆円(1650億ドル)相当の過小評価された不動産を解放しようと、東京ガス、富士ソフトなど不動産を大量に保有する日本企業に注目している(Bloomberg)。
- トランプ次期大統領の関税計画は米国のガソリン価格を押し上げる恐れ。カナダとメキシコは米国への石油の主要供給国であるため(Bloomberg)。
- 中華人民共和国は米国産大豆の購入を継続しており、両国間の潜在的な貿易戦争を前に大豆の出荷量が減少すると予想していた一部のトレーダーを困惑させている(Bloomberg)。
- ブラジルのコーヒー輸出業者、価格高騰で債務再交渉求める(Bloomberg)。
地政学的リスク
- 中華人民共和国船の乗組員が、バルト海ケーブルを切断するため故意に100マイルも錨を引いた疑い。NATOの軍艦が、妨害行為の疑いで国際捜査の中心となっている中華人民共和国のばら積み貨物船「易鵬3号」を取り囲んでいる(WSJ)
- ヒズボラは依然として死者を数えており、戦争からの回復には長い道のりが待ち受けている(REUTERS)。
- トランプ大統領はキース・ケロッグ氏をウクライナとロシア担当特使に任命。次期大統領はウクライナへの援助継続に懐疑的(Bloomberg)。
- 数年にわたる外交努力の末、中華人民共和国が拘束していた米国人3人を釈放(REUTERS)。
- JPモルガン、貿易戦争で中国人民元が10~15%下落すると予測(Bloomberg)。
主な指数の動き
- 原油先物価格は動きが少なく推移しました。ガソリン在庫が予想外に増加した後、原油価格は安定しました(REUTERS)。
- 10年債利回りは4.242%に低下(-0.060%)。
- VIX(恐怖)指数は13-15ポイントで推移。
- 金先物価格は上昇、銀先物価格は下落とまちまち。
- ビットコインが上昇を再開、10万ドルの節目への楽観論が再燃(Bloomberg)。
自分の米ドル建ポートフォリオ ▼0.33%
連日の上昇トレンドは一休みです。
経済指標発表予定
主な決算発表予定
該当銘柄はありません。
おわりに
明日28日は米国株式市場が祝日(感謝祭)で休場のため、明日のブログ更新はお休みさせていただきます。
それでは今日も一日、明るく元気に笑顔で過ごしましょう。
おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とRusell2000チャート: finviz
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
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- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ