S&P500 ヒートマップ(高解像度)

主要3指数とドル円の動き
- 主要3指数は経済と関税への懸念の高まりで大幅下落(REU)。トレーダーがリスク回避ボタンを押したため株価が急落(BLO)。
- ドル・円は150円50銭から148円96銭まで下落し、引けた。米2月サービス業PMI速報値や2月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値が予想外に悪化しさらに、長期期待インフレ率の上昇を警戒し、ドル売り、円買いに拍車がかかった(INV)。

セクター別騰落率
市場全体が下がる中、生活必需品(Consumer Defensive)セクターだけがプラスとなり、他はすべて下落しました。最も下落したのは先端技術(Technology)でした。

経済指標発表 結果
- 米国の企業活動は停滞、消費者のインフレ期待は急上昇(REU)。
- 米国の消費者心理は関税懸念で2月に急落(REU)。
- 米国の1月の既存住宅販売は予想以上に減少(REU)。
- 連邦準備制度理事会(FRB)のジェファーソン副議長は、AIが中央銀行のメッセージに対する投資家の反応を加速させていると語る(REU)。

主な決算発表結果
該当銘柄はありません。
主な経済ニュース
- トランプ大統領の関税収入への関心の高まりで貿易戦争の可能性が高まる。大統領の最高補佐官らは、職務の目的として収入の創出を挙げている(BLO)。
- 米国の防衛関連株が下落、一方欧州が意外な勝利者となる。米大統領就任式を受けて防衛関連株が4週連続下落。一方で欧州の兵器メーカー、2023年10月以来最高の週を記録(BLO)。
- トランプの関税戦争で米国の中小企業は逃げ場を失う。中小企業は、大きなライバル企業に比べて、コストを吸収したり、特別待遇を交渉したりする能力が低い(BLO)。
- 連銀の量的緩和政策の一時停止と財務省の債務計画は米国債に一時的な救済をもたらすかもしれない(REU)。
- 米国債は安全性の高い投資への需要で高値で週末を終える(BLO)。
- 投資家が「関税男」トランプ氏のブラフと呼ぶ中、貿易をめぐる市場の不安は薄れる。投資家が他の分野に焦点を移し、本格的な貿易戦争が実際に起こる可能性を低く見据えているため、変動は一時的なものにとどまっている。しかし、市場が慢心しつつあるのではないかという疑念が残る人もいる(REU)。
- 大手家電メーカーが、バイデン政権の「過激な」気候変動規制がいかにアメリカの雇用を危険にさらすかを暴露(FOX)。
- グーグルはEUからビッグテック規則違反の罪で訴追される見込み(REU)。
- 司法省のメディケア請求調査報道を受け、ユナイテッドヘルスの株価が下落。保険会社は認識していないと主張(REU)。
- 米証券規制当局、コインベースに対する訴訟を取り下げると発表(REU)。
- バイビット取引所から15億ドルが盗まれた後、暗号通貨の価格が下落。イーサリアム、ビットコインは「パニック売り」でその日の高値から下落(BLO)。
- 銀行がロンドンからニューヨークへの商業便で金塊を運んでいる。ニューヨークの金価格はロンドンよりも高く、金逃避の動きを促しているため(FOX)。
- イーロン・マスク、NASAの宇宙ステーション計画の早期終了を要求(BLO)。
- トランプ大統領はCFIUS(対米外国投資委員会)を利用して戦略分野への中華人民共和国の投資を制限するとホワイトハウス当局者が語る(REU)。
- ドイツでは製造業の落ち込みが鈍化し、経済成長が小幅上昇、PMIが示す(REU)。
- 日銀は今のところ、債券利回りの上昇についてあまり心配していない(REU)。もしも利回りが急上昇すれば国債購入を増やす用意があると示唆(REU)。
- 日本は日産にテスラの投資を求め、台湾のフォックスコンがホンダとの連携を提案。フォックスコンは最終的には日産と三菱自動車を含めた4社による枠組みを構築することを目標としている(REU)。
- 英国企業はリーブス増税前に人員削減、PMI調査による(REU)。
- イタリア1月のEU調和CPIは前年比+1.7%と確定(REU)。
- カナダ銀行総裁、インフレ目標2%の変更なしの見直しを希望(REU)。
地政学的リスク
主な指数の動き
- 原油先物価格は下落して終値は70.26ドル
- 10年債利回りは低下して4.420%(-0.080%)
- VIX(恐怖)指数は15から始まり、引け前は19ポイントまで上昇
- 金先物価格と銀先物価格はともに下落。
- ビットコインは下落して、9.5万ドル付近で取引継続中。

自分の米ドル建ポートフォリオ ▼0.68%

今週の動き
今週は冴えない市場でした。


経済指標発表予定

主な決算発表予定

おわりに
週末に米国株が急落しました。物価高に伴う消費行動の急激な冷え込みと、クレジットカード不払いの増加などが懸念されています。BMOキャピタル・マーケッツのチーフ投資ストラテジストのブライアン・ベルスキ氏は、株式市場の「拡大」は長期的には非常に健全だと語っています(FOX)。将来のことは誰も予想できませんが、米国株への長期投資は有望であると主張している人もいますので、悲観的にならないようにしたいものです。
日本では今日から三連休です。天皇誕生日というと4月29日と思ってしてしまうのが昭和世代、12月23日と思ってしまうのが平成世代だそうです。みなさんはどうでしょうか。それでは良い週末を明るく元気に笑顔で過ごしましょう。
おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とドル円: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
- 主要指数の動き : Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ