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Financial Independence, Retire Early
Muroi Universal Research and Operating of Investment
米国株投資

【20250721】US stock market investments

S&P500 ヒートマップ(高解像度)
主要3指数とドル円の動き
  • S&P500:S&P500は前日比+8.81ポイント(+0.14%)高の6,305.60で取引を終えました。序盤から小幅に上昇し、終日を通じて堅調な展開となりました。米EU間の貿易協議への期待や、大型テック企業の決算発表を控えた買いが指数を下支えしました。特に「Magnificent Seven(マグニフィセント・セブン)」と呼ばれる主要ハイテク株への期待が根強く、S&P500は引き続き高値圏での推移となりました。
  • Dow30(Dow Jones Industrial Average):Dow30は前日比-19.12ポイント(-0.04%)の44,323.07で小幅に反落して終了しました。Verizonなどの好決算銘柄が個別に支えた一方、景気敏感株への買いは限定的で、上値の重い展開となりました。特に工業・産業(Industrials)やエネルギー(Energy)の下げが目立ち、全体としては方向感に乏しい一日となりました。
  • NASDAQ:NASDAQは前日比+78.52ポイント(+0.38%)高の20,974.17で取引を終えました。テクノロジー株への買いが継続し、特にAI関連や半導体銘柄が相場をけん引しました。市場では今週後半に控える主要IT企業の決算への期待が高まっており、投資家のリスク選好姿勢が強まった結果、NASDAQは史上最高値圏での取引となりました。
  • USD/JPY:ドル円は、147.71円まで一時上昇したものの、その後は147.08円まで下落して取引を終えました。米ベッセント財務長官が「インフレが低下すれば利下げが適切」と発言したほか、米6月景気先行指数がマイナス圏に落ち込んだことで、米長期金利が低下。これによりドル売り圧力が強まり、ドル円は下落基調に転じました。
セクター別騰落率

最も上昇したのは通信サービス(Communication Services)で+1.71%、続いて素材(Basic Materials)が+1.41%と好調でした。一般消費材(Consumer Cyclical)や不動産(Real Estate)も堅調に推移。一方で、エネルギー(Energy)は原油価格の下落を受けて-1.04%と大きく下落し、工業・産業(Industrials)やヘルスケア(Healthcare)も軟調でした。全体としてハイテク株は小動きで終始しました。

ETFトップ10

7月21日のETF市場では、米国株全体に連動するVOO(+0.18%)、SPY(+0.19%)、IVV(+0.17%)がそろって小幅上昇しました。特にNASDAQ100に連動するQQQは+0.52%と強く、ハイテク株の上昇がけん引した形です。VUG(グロース株ETF)も+0.36%と堅調でした。一方、バリュー株中心のVTVは-0.13%と軟調。国際株ETF(VEA, IEFA)も0.5%以上の上昇を見せ、海外市場も好感された様子です。債券ETFのBNDも+0.29%と上昇し、リスク選好がやや和らぐ場面もありました。

経済指標発表 結果
  • 米国・6月景気先行指数(前月比 -0.3%)
    6月の米景気先行指数は前月比-0.3%と、市場予想の-0.2%を下回り、再びマイナス圏に沈みました。これは企業の設備投資意欲や新規受注の鈍化を反映したもので、今後の景気減速への懸念を強める材料となりました。結果を受けて米長期金利が低下し、株式市場ではハイテク株を中心に金利敏感株に買いが入りました。一方で、景気敏感セクターには逆風となり、Dow30などの上値を抑える要因となりました。
主な決算発表結果
  • Verizon Communications (VZ)
    Verizonは第2四半期決算で1株当たり利益を予想値の1.19ドルに対し1.22ドルと上回り、売上高も345億ドルで予想の337億ドルを上回りました。これを受けて年間ガイダンスを上方修正するとともに、フリーキャッシュフロー予想も175〜185億ドルから195〜205億ドルへと増額しました。株価は前日比で約+4%上昇し、通信分野では久々に強い投資家期待が反映された決算となりました。
  • NXP Semiconductors (NXPI)
    NXPは第2四半期に1株利益が2.72ドル(予想2.68ドル)、売上高は29.3億ドル(予想29.0億ドル)を発表し、両指標とも市場予想を上回りました。通期見通しではEPSが若干の下落が見込まれるものの、今回の発表がポジティブサプライズとなったことで短期的に株価には支援材料と見られます。
主な経済ニュース
  • 株価上昇は鈍化したが、S&P500は6,300を上回って引けた(BLO)。
  • 株式市場の楽観論は抑えきれない(REU)。
  • CBO(連邦議会経済委員会)、トランプ税制改革で米国の財政赤字は3.4兆ドル増加と予測(BLO)。
  • シカゴの10億ドル規模の量子コンピューター、2028年に稼働開始(BLO)。
  • ステランティス自動車(蘭)、上半期の27億ドルの損失後、関税の影響が拡大すると予測(REU)。
  • 半導体メーカーNXPの株価は車載用チップの売上が低迷し下落(BLO)。
  • Netflix、スタートアップ企業Runway AIのビデオツールを制作に活用(BLO)。
  • 石破首相、歴史的な選挙敗北後、時間を稼ごうと試みる(BLO)。
  • 石破氏が選挙で敗北も踏ん張り、円高。日本株先物はほぼ横ばい(BLO)。
地政学的リスク
  • 米国の関税協定の見通しが暗くなる中、EUは報復計画を強化へ(REU)。
  • ブラジル、中国との関係深化に伴い中国に税務顧問事務所を設立(REU)。
  • イスラエルがガザ地区のデイル・アル・バラーに戦車派遣、人質家族が懸念(REU)。
  • 「日本第一主義」極右政党の参政党、移民問題で強硬姿勢を鮮明にし選挙で勢力拡大。この政党は、COVID-19のパンデミック中にYouTubeで誕生し、ワクチン接種や世界のエリートたちの陰謀に関する陰謀論を広め、「日本第一主義」キャンペーンで主流の政界に進出した(REU)。※このような見方もあるかもしれないと、あえて英文記事を直訳しました。
金利・コモディティ・恐怖指数の動き
  • 原油先物(WTI)
    8月限WTI原油は前日比-0.32ドル(-0.48%)の67.02ドルで取引終了となりました。中国経済指標の弱さや、米景気減速懸念に伴う需要低迷見通しが重しとなり、上値の重い展開となりました。
  • 米10年債利回り
    米10年国債利回りは4.372%と前日比-6bp(-1.35%)低下しました。6月の景気先行指数がマイナスとなり、景気減速と利下げ観測が強まり、安全資産への買いが進んだ結果となりました。
  • VIX指数(恐怖指数)
    CBOEのVIX指数は+0.24(+1.46%)上昇の16.65でした。小幅ながら市場のボラティリティ(変動性)が高まりつつある兆しで、決算発表シーズン入りへの警戒感が背景にあります。
  • 金先物価格
    8月限金先物は+52.20ドル(+1.55%)の3,410.50ドルと急騰しました。米金利低下とドル安に加え、リスク回避の動きが金市場を押し上げ、安全資産としての需要が高まった一日となりました。
自分の米ドル建ポートフォリオ △0.22%

7月21日、私のポートフォリオは全体的に堅調でした。VGTやVOOが小幅に上昇し、GLDM(金ETF)は+1.51%と好調でした。一方、VYMはわずかに下落しましたが、全体としては安定した動きとなりました。

経済指標発表予定

市場開始前にFRBパウエル議長発言が予定されています。

主な決算発表予定

以下の企業が決算発表を予定しています。

日本の参議院議員選挙結果について
  • 投資家の市場反応
    参院選で与党が過半数を失ったにもかかわらず、石破首相が繰り返し続投を表明したことで、為替や株式市場は比較的落ち着きを保ちました。ドル円は上昇傾向から一転して円高傾向に振れましたが、市場の反応は限定的で、「すでに織り込み済み」との見解が大勢です。
  • 専門家の見方
    SMBCやNAB、Eastspringなどの為替ストラテジストらは「織り込まれていた結果」「 ‘買い材料’ にはならなかった」とコメントし、一部には「ヘッドラインでの円変動には上昇余地があるが、ショックは限定的」と指摘されています。
おわりに

7月21日の米国株式市場は、NASDAQとS&P500が揃って史上最高値を更新するなど、堅調な展開となりました。特にAIや半導体関連を中心としたハイテク株への期待が高まり、今夜以降に控える大型決算への思惑が市場の追い風となっています。一方で、Dow30は景気敏感株の売りによりやや軟調な動きとなり、明暗が分かれる結果となりました。経済指標では、6月の景気先行指数が予想を下回り、景気減速への懸念が再燃。これを受けて米10年債利回りは低下し、ドル円は147円台前半へと下落しました。原油価格も弱含みで推移するなど、エネルギー関連の軟調さが目立ちました。こうした中でも、VerizonやNXPセミコンダクターの好決算は投資家に安心感を与え、通信やテクノロジーセクターを中心に資金が向かう流れが確認されました。今後はパウエルFRB議長の発言や、本日予定されているコカ・コーラを皮切りに、今後控える大型テック企業の決算発表が相場の方向性を決定づけるカギとなります。経済指標の悪化や金利動向に注意しつつも、企業収益の中身を丁寧に見極める投資姿勢が求められます。投資は自己責任にてお願いします。

おことわり

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ABOUT ME
Muroi Kazuo
1959年2月生まれ 米国株、日本株、J-REITでFIRE達成しています。 米国株投資については、みなさんと情報共有したいと思っています。
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