Financial Independence, Retire Early
Muroi Universal Research and Operating of Investment
米国株投資

【20250825】US stock market investments

S&P500 ヒートマップ(高解像度)
  • COIN(−4.26%)
    暗号資産市況の反落と規制強化懸念でリスク回避が優勢。出来高低迷で手数料収入の鈍化が警戒され、短期筋のロスカットも重なり下げを加速。業績の暗号資産価格依存が改めて意識されました。
主要3指数とドル円の動き
  • S&P500
    前週末のラリーを受けて反落し、終値は6,439.32と27.59ポイント(−0.4%)の下落となりました。テクノロジー株が比較的底上げしたものの、ヘルスケアセクターが全体の重荷となり、市場の重心を下げました。
  • Dow30(ダウ平均)
    金曜日に史上最高値を記録した直後に反落、終値は45,282.47で349.27ポイント(−0.8%)の大幅安となりました。投資家心理の一部はFRBの利下げ期待に支えられていたものの、一時的な利得確定による売りに押される動きとなりました。
  • NASDAQ
    テクノロジー株の堅調さに支えられ、他の主要指数に比べて下落幅が小さく、終値は21,449.29と47.24ポイント(−0.2%)の下落にとどまりました。特にNvidiaやAlphabetなどがプラス寄与したため、相対的に安定した動きとなりました。
  • ドル円(USD/JPY)
    ドル円は147円台半ばでもみ合い、FRBパウエル議長の発言が利下げ期待を呼び、一方で具体的材料を欠いたことから明確な方向感は見られず、147円38銭付近での推移となりました。技術的には147円を支える買いが散見され、上抜けには新たな材料が必要との見方もあります。
セクター別騰落率
  • Utilities(公益事業 −1.11%)
    金利上昇を背景にディフェンシブ株への資金流入が鈍化しました。高配当の魅力が相対的に薄れ、電力やガス株が売られたことでセクター全体が軟調となりました。
  • Consumer Defensive(生活必需品 −1.45%)
    値上げ転嫁の難航や消費支出の減速懸念が響きました。食品や飲料大手が下落し、インフレ下でも強さを見せてきたディフェンシブ株に利益確定売りが広がりました。
  • Healthcare(ヘルスケア −1.57%)
    製薬大手の下落が主因となり、セクター全体で売りが優勢に。薬価引き下げへの警戒や特許切れリスクが意識され、ディフェンシブ性を期待した資金も一時的に流出しました。
主なETFの動き

米国株ETFは軟調で、S&P500連動型(VOO, SPY, IVV)が揃って下落し、VTIやQQQも小幅安となりました。海外株ETF(VEA, IEFA)の下げが目立ち、バリュー株ETF(VTV)も売られました。一方、債券ETF(BND)は小幅な動きにとどまりました。

経済指標発表 結果

住宅指標の弱さと景気活動指数の悪化が重なり、利下げ期待と不安が交錯した一日でした。

  • シカゴ連銀全米活動指数(7月:-0.19)
    6月の-0.11から悪化し、予想外に景気の減速感が示されました。製造業や個人消費の伸び悩みが反映され、FRBの利下げ観測を強める要因となりました。景気の過熱懸念が和らぐ一方で、株式市場には経済成長の鈍化懸念が重石となりました。
  • 新築住宅販売件数(7月:65.2万件、予想65.3万件)
    前月比では-0.6%とわずかな減少。予想を下回ったことで住宅需要の頭打ちが意識されました。住宅ローン金利が依然として高水準にあることが背景で、消費者の住宅購入意欲が鈍化しています。住宅関連株にはやや逆風となりました。
  • 建築許可件数(7月:136.2万件、予想135.4万件)
    予想を上回ったものの、前月比では-2.2%と減少。許可件数は将来の住宅供給の先行指標であり、需要の伸び悩みが続く中で供給調整の兆しと受け止められました。住宅市場全体の力強さには欠けるとの見方が強まりました。
主な決算発表結果
  • PDD Holdings(PDD)
    中国EC大手PDDの第2四半期決算は、1株利益が22.07元と予想14.8元を大幅に上回り、売上も1,039.8億元で市場予想の1,032億元を超えました。越境EC「Temu」の急成長と中国内需の底堅さが業績を押し上げ、強い収益力を示しました。ただし、競合との価格競争激化や規制リスクは残存しており、成長の持続性が注目されます。時価総額は1,688億ドル規模に達し、米中テック株の中でも投資家の関心が高まっています。
主な経済ニュース
  • FRBパウエル議長のジャクソンホール演説を受け、金利引き下げ期待が市場に広がりました。中には、9月の利下げが確実視される動きもあり、投資家の楽観的見方が一段と強まりました。ただし、注意すべきリスクも過小評価されているとの指摘もあります。(Axios/2025-08-25
  • 株式市場は前週末の強気相場の反動で軟調に推移。Dow、S&P500、Nasdaqとも下落し、投資家がパウエル氏の発言を織り込んだうえで一服している様子が伺えます。(Economic Times/2025-08-25
  • 中東やウクライナをめぐる地政学的不安と、米国の関税政策への関心再燃が、グローバル市場に不確実性をもたらし、投資家の警戒感が強まりました。(FinancialContent/2025-08-25
  • 仮想通貨(ビットコイン・イーサ)が下落した影響で、Coinbaseなど暗号関連株が軒並み下落し、セクターへの連鎖が生じました。これには市場全体のリスク許容度低下も反映されています。(Investopedia/2025-08-25
  • ケーリグ・ドクター・ペッパーがJDE Peet’s(ペーツ・コーヒー母体)を184億ドルで買収することを発表。これを受け、株価は急落。分社化の見込みも明示されており、企業再編をめぐる注目が高まっています。(Investopedia/2025-08-25
  • インテルに対し、米政府が「チップ法(CHIPS Act)」の枠組みで10%の出資。約111億ドル規模の注資とされ、政府の産業介入姿勢が注目される中、同社株の短期的なボラティリティが拡大しました。(Investopedia/2025-08-25
  • アクソン・エンタープライズ(Axon)は市場のボラティリティと技術的中立性の中で、6.41%の急落。明確な方向感が見出せない中で、下落基調が強まりました。(AInvest/2025-08-25
  • 米国3か月短期国債の金利が4.14%から4.22%へ上昇。これにより株式投資家にとって、短期債リターンの上昇がリスク資産からの資金移動圧力となる可能性が示唆されました。(AInvest/2025-08-25
  • Zacksランク(Strong Buy)に新たに組み入れられた注目銘柄として、FFBC(銀行)、TATT(防衛・航空技術関連)、ANETなどが挙げられ、業績見通しの改善に対する投資家期待の高まりが反映されました。(Nasdaq/2025-08-25
  • サウジなど湾岸諸国市場は、米金利引き下げ期待の高まりを受けて上昇。グローバルな資金の流動性が資源国にも広がる様子が顕著となりました。(Reuters/2025-08-25
原油先物・米10年国債利回り・VIX・金先物の動き
  • WTI原油先物(10月限)
    原油価格は64.73ドルと前日比+1.68%の上昇。中東の地政学的リスクや在庫減少観測を背景に買いが優勢となりました。世界的な需要減速懸念は残るものの、短期的には供給懸念が価格を下支えしました。
  • 米10年国債利回り
    利回りは4.275%と小幅上昇。FRBの利下げ観測が強まる中でも、週明けの債券需給バランスやインフレ関連指標への警戒感から売りが先行しました。市場は今後の経済指標やFRB高官発言を注視しています。
  • VIX指数(恐怖指数)
    VIXは14.79と+4.0%上昇。株式市場が前週の上昇を受けて調整に入り、投資家が短期的な下落リスクに備える動きが強まりました。依然として低水準であり、全体的な市場心理は落ち着きを維持しています。
  • 金先物(12月限)
    金価格は3,410.40ドルと前日比−0.24%の下落。ドル高基調や米国債利回り上昇が圧迫要因となりました。地政学的リスクへの需要は続くものの、安全資産としての買いは一服し、短期的な調整局面にあります。
自分の米ドル建ポートフォリオ -0.41%(前日比)

私のポートフォリオは全体的に軟調で、S&P500連動のVOOや高配当ETFが下落しました。金ETFも弱含み、ディフェンシブ性も限定的でした。

経済指標発表予定

8月の消費者信頼感指数などが発表予定です。

主な決算発表予定

※該当銘柄の発表は予定されていません(NVIDIAは27日引け後です)。

おわりに
  • 本日の米国株式市場は、先週の上昇相場の反動と利下げ観測の織り込みにより主要3指数がそろって下落しました。FRBパウエル議長の発言で金融緩和期待は根強い一方、シカゴ連銀活動指数や新築住宅販売件数が示すように景気減速感も意識されています。
  • 企業ニュースでは飲料業界の大型買収や半導体分野での政府支援が注目を集めましたが、個別株では暗号資産関連やヘルスケア株に売りが目立ちました。
  • 加えて中東やウクライナ情勢など地政学リスクが投資家心理を揺さぶり、リスク回避姿勢を強めています。
  • 今後は利下げ期待と景気不安、地政学的要因の綱引きが相場の方向性を決めるでしょう。

投資は自己責任にてお願いします。成果や結果に一喜一憂せず、共に学び成長していければ嬉しいです。それでは、今日も一日明るく元気に笑顔で過ごしましょう。

おことわり

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ABOUT ME
Muroi Kazuo
1959年2月生まれ 米国株、日本株、J-REITでFIRE達成しています。 米国株投資については、みなさんと情報共有したいと思っています。
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