Financial Independence, Retire Early
Muroi Universal Research and Operating of Investment
米国株投資

【20250827】US stock market investments

S&P500 ヒートマップ(高解像度)
  • PLTR(Palantir)は−2.58%下落しました。直近の急騰で利益確定売りが優勢となったうえ、AI関連銘柄全体に警戒感が広がったことが重荷となりました。また、政府向け契約拡大が期待される一方で、商用分野での収益成長鈍化懸念が指摘され、投資家心理を冷やした面もあります。
主要3指数とドル円の動き
  • S&P500
    S&P500は6,481.40と前日比+0.24%で続伸しました。序盤は方向感に乏しかったものの、米国債利回りの低下を背景にハイテクやグロース株に買いが入り、指数を押し上げました。市場は今夜発表予定のエヌビディア決算を前にリスクを取りづらい展開でしたが、金融株や消費関連株が支えとなり、終盤にかけて堅調な値動きを見せました。
  • Dow30
    ダウ平均は45,565.23と+147.16ドル(+0.32%)の上昇となりました。高配当株や景気敏感株に買いが入り、金利低下が追い風となりました。特に金融(Financial)や工業・産業(Industrials)株が堅調で、米国経済の底堅さを意識した買いが優勢となりました。今夜のエヌビディア決算を前に大型テック株が様子見姿勢を強めた一方、ディフェンシブ株が堅調に推移し、指数全体を押し上げました。
  • NASDAQ
    NASDAQは21,590.14と+0.21%の小幅上昇にとどまりました。金利低下はハイテク株に追い風となりましたが、決算発表を控えるエヌビディアなど半導体株が売買高を伴わず方向感を欠きました。AI関連への期待感は根強い一方、直前の警戒感から投資家は慎重な取引を続け、伸び悩みました。それでもアップルやマイクロソフトなど大型株の底堅さが指数を下支えしました。
  • ドル円(USD/JPY)
    NY市場では148円14銭から147円29銭まで下落し、終盤にかけてドル売り優勢の展開となりました。米NY連銀のウィリアムズ総裁が利下げの可能性に言及したことや、米5年債入札の堅調な結果を受けて米国の長期金利が低下し、為替市場では円買いが優勢となりました。投資家心理は落ち着きを見せたものの、依然としてFRBの金融政策動向が注視されています。
セクター別騰落率
  • 27日の市場では、1%を超える上昇や下落は見られませんでした。
  • 全体的には、エネルギー(Energy)が+0.84%と最も強く上昇し、原油価格の上昇を背景に資源株が買われました。次いで不動産(Real Estate)が+0.56%、先端技術(Technology)が+0.53%と堅調でした。
  • 一方で、通信サービス(Communication Services)が−0.15%、一般消費材(Consumer Cyclical)が−0.10%と小幅安にとどまり、全体的には方向感に欠ける相場展開でした。
主なETFの動き

米国株ETF群は総じて堅調で、VOOやVTIなど主要指数連動型が小幅高。QQQやVUGも上昇し、成長株優位を示しましたが、欧州株連動のVEAやIEFAは軟調でした。

経済指標発表 結果
  • 原油在庫(EIA統計)
    原油在庫は▲239.2万バレルと市場予想の▲170万バレルを上回る取り崩しとなりました。石油製品需要が底堅い一方、精製所稼働率は小幅な減少にとどまりました。需給の引き締まり感が意識され、原油先物価格の上昇要因となり、エネルギー(Energy)セクターを中心に株式市場にもプラスの影響を与えました。
  • ガソリン在庫
    ガソリン在庫は▲123.6万バレルと予想(▲250万バレル)ほどは減らず、市場はやや供給緩和的と受け止めました。ただ、ドライブシーズン需要を背景に生産は増加しており、需給のバランスは一定の安定を示しました。原油在庫減と対照的に、ガソリン需給は価格上昇圧力を限定する要因となりました。
  • 米5年国債入札
    米5年国債の利回りは3.724%と前回3.983%から低下し、堅調な需要が確認されました。インフレ懸念が後退し、米国長期金利が低下に転じたことで、株式市場ではグロース株中心に買いが入りました。一方で、ドル円は金利低下を受けて円買い優勢となり、為替市場の変動要因となりました。
主な決算発表結果
  • エヌビディア(NVDA)
    第2四半期決算では、EPSが予想を上回る1.05ドル、売上高は前年同期比56%増の467億ドルと好調でした。データセンター部門が堅調で、Blackwellプラットフォームの売上も進展しましたが、中国市場の不透明感が影を落としました。このため、アフターマーケットでは株価が2〜3%下落し、投資家は今後の地政学リスクとガイダンスの慎重さに注目しています。
  • CrowdStrike(CRWD)
    EPSは0.93ドルで予想0.83ドルを上回り、売上も11.7億ドルと予想を上回りました。AIを活用したサイバー防御サービスの需要が拡大し、企業のセキュリティ投資が追い風となっています。堅調な成長率を維持しており、クラウドセキュリティ市場の拡大を背景に中長期的な期待が高まっています。ただし高PER銘柄のため、金利動向には敏感です。
主な経済ニュース
  • 米国がインド製品に 最大50%の追加関税を課すことを発表。インドがロシアから石油を購入していることを受けた制裁措置で、貿易摩擦激化とグローバル供給網の混乱懸念が広がりました。金融市場は米国とインド間の戦略的溝を警戒しています(REUTERS)。
  • ドナルド・トランプ前大統領による FRBへの攻撃的姿勢(連邦準備制度理事の解任狙いなど)が、米国の政治リスクに直結。これにより長期金利が上昇し、かつての新興国リスクのような市場の不安定化を引き起こしています(MarketWatch)。
  • 米2年債利回りが 4カ月ぶりの安値水準へ低下し、金利先高感が後退。一方、イールドカーブがスティープ化しており、早期利下げへの期待が高まっています(REUTERS)。
  • ウォール街先物は横ばいで推移し、エヌビディア決算待ち状態。市場はテック株の高値懸念とAI関連ブームの剥落リスクを意識しています。オプション市場ではエヌビディアの時価総額が最大2600億ドル動く可能性も示唆(REUTERS)。
  • グローバル市場は 「荒波の中での分散投資とアクティブ運用」が不可欠との声。高ボラティリティ相場が新常態であり、リスク管理の強化が求められています(FinancialContent
  • 原油市場が再び注目されており、供給制約やエネルギー移行による構造変化を背景に、WTI原油が戦略的買い場として浮上しています。市場では上昇基調を期待する声が強まっています( AInvest )。
  • オフショア風力発電セクターが地政学・規制の影響を強く受けつつも、エネルギー転換の柱として政策的支援の下で成長戦略が進行中です(AInvest)。
  • ウラン市場にも地政学リスクが影響。イランの核開発情勢がエネルギー安全保障と資源投資に波及し、投資家はリスク対応を迫られています(AInvest)。
  • 金とドルの関係について、 中央銀行の政策や地政学リスクによって安全資産の需要が変動。特に金はドル安・リスク回避局面でのヘッジ手段として注視されています(AInvest)。
  • インドとの貿易摩擦が「新興国リスクプレミアム」を押し上げており、投資家は代替市場への分散を模索する動きが加速しています(AInvest)。
原油先物・米10年国債利回り・VIX・金先物の動き
  • WTI原油先物(10月限)
    原油価格は63.87ドルと前日比+0.98%上昇しました。中東情勢の不透明感に加え、米国の在庫減少観測が需給改善への期待を高めたことで買いが優勢となりました。
  • 米10年債利回り
    米10年国債利回りは4.238%と前日比0.47%低下しました。NY連銀総裁の発言や5年債入札の堅調さを背景に長期金利が下げ、株式市場に安心感を与えました。
  • VIX指数
    VIX指数は14.88と前日比+1.78%の上昇でした。エヌビディアの決算発表を控え投資家がリスク回避姿勢を強め、短期的に株式市場の警戒感がやや高まりました。
  • 金先物(12月限)
    金価格は3,448.90ドルと前日比+0.46%上昇しました。米長期金利の低下がドル売りを誘い、安全資産としての金への需要が増加。インフレ懸念を背景に買いが入りました。
自分の米ドル建ポートフォリオ +0.42%(前日比)

私のポートフォリオは総じて小幅高でした。VGTの上昇が全体を牽引し、VOOや高配当系ETFも堅調。GLDMも堅調で、分散効果が効いた安定的な推移となりました。

経済指標発表予定

GDPと週次の失業保険、ならびに中古住宅市場の状況が発表されます。

主な決算発表予定

以下の銘柄が予定されています。

おわりに

本日の米国株式市場は主要3指数が揃って小幅高となり、エネルギーや不動産など景気敏感セクターが上昇を牽引しました。一方で通信サービスは軟調で、セクター間の明暗が分かれています。経済指標では原油在庫の取り崩しと米5年国債入札の堅調さが注目され、長期金利低下が株式市場の下支えとなりました。企業決算ではエヌビディアやクラウドストライクなど大型株が予想を上回り、AI関連需要の強さを改めて示しました。しかし、トランプ氏のFRB批判や米印間の関税摩擦など政治・地政学リスクも浮上しています。投資家にとっては、短期的な値動きに振り回されず、金利動向と地政学リスクを見極めつつ、分散投資を通じたリスク管理が一層重要な局面にあります。

日ごとの結果に一喜一憂することなく、弁財天様の縁日「己巳の日(つちのとみのひ)」を明るく元気に笑顔で過ごしましょう。

おことわり

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ABOUT ME
Muroi Kazuo
1959年2月生まれ 米国株、日本株、J-REITでFIRE達成しています。 米国株投資については、みなさんと情報共有したいと思っています。
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