【20260123】US stock market investments
S&P500 ヒートマップ(高解像度)
3%以上上昇したS&P500構成銘柄
- LYV:Live Nation Entertainment Inc(通信サービス) +6.39%
米司法省の反トラスト法訴訟を巡る法廷審理で、同社の申立てに関する議論が進み、最悪シナリオ後退との受け止めが広がった。イベント需要の底堅さも背景に買い戻しが優勢となった。 - FTNT:Fortinet Inc(先端技術) +5.18%
アナリストの格上げや目標株価引き上げが材料視され、サイバーセキュリティ需要の底堅さが再評価された。AI投資拡大で防御系IT予算が優先されやすいとの見方も追い風となった。 - GILD:Gilead Sciences Inc(ヘルスケア) +3.65%
主力HIV領域の安定収益に加え、成長ドライバーの見通し改善が意識された。株価が高値更新基調となる中で見直し買いが入り、医薬品セクター内で相対的に堅調となった。 - NOW:ServiceNow Inc(先端技術) +3.54%
AI関連の提携や製品強化の報道を背景に、成長ストーリーが再点火した。下落基調が続いていた反動でショートカバーも入り、出来高を伴って反発色が強まった。 - CF:CF Industries Holdings Inc(素材) +3.53%
肥料市況の先高観や低炭素アンモニアなど中長期テーマへの期待が支援材料となった。景気敏感株物色の流れも重なり、素材セクター全体の上昇とともに買いが入りやすい地合いであった。 - MSFT:Microsoft Corp(先端技術) +3.28%
メガキャップの買い戻しが指数を支える中、決算期を前に強気見通しが意識された。クラウドとAI需要の継続が評価軸となり、金利低下局面でグロース株優位の流れに乗った上昇である。 - PKG:Packaging Corp of America(一般消費材) +3.06%
段ボール原紙価格の引き上げ観測が材料視され、採算改善期待が高まった。景気の底堅さが確認される局面では、物流・包装需要の回復期待も株価を押し上げやすい。 - NFLX:Netflix Inc(通信サービス) +3.05%
大型ハイテク株への資金回帰が進む中で買いが優勢となった。直近の材料で揺れた反動もあり、押し目買いとショートカバーが重なり、リスク選好の改善が株価の支えとなった。
3%以上下落したS&P500構成銘柄
- INTC:Intel Corp(先端技術) -17.00%
決算内容と今後の見通しが市場予想を大きく下回り、半導体需要回復の遅れが改めて意識された。AI向け投資負担が重く、利益改善まで時間を要するとの見方が強まり、失望売りが一気に広がった。 - COF:Capital One Financial Corp(金融) -7.56%
個人向け融資の信用コスト増加が嫌気され、大幅下落となった。金利環境は追い風であるものの、延滞率上昇への警戒感が強く、金融株全体の調整局面の中で売りが先行した。 - MRNA:Moderna Inc(ヘルスケア) -5.93%
ワクチン需要の減速と新規パイプラインの収益化に時間がかかるとの見方が重しとなった。業績の先行き不透明感が意識され、バリュエーション調整の動きが続いている。 - SNDK:Sandisk Corp(先端技術) -5.88%
メモリ市況の回復ペースが緩やかとの見方から、半導体関連株として売りが強まった。前日までの上昇に対する反動もあり、利益確定売りが下落を拡大させた。 - WST:West Pharmaceutical Services Inc(ヘルスケア) -4.49%
医薬品包装需要の成長鈍化が意識され、通期見通しへの慎重姿勢が株価を押し下げた。高い利益率を誇る一方で、成長性に対する評価調整が進んだ。 - URI:United Rentals Inc(工業・産業) -3.87%
設備投資減速懸念を背景に、景気敏感株として売りが優勢となった。建設・産業活動の先行きに対する警戒感が強まり、循環株全体の調整に巻き込まれた。 - GS:Goldman Sachs Group Inc(金融) -3.75%
市場ボラティリティ低下による取引収益鈍化懸念が重しとなった。投資銀行業務の先行きに対する慎重な見方が広がり、金融セクター内で相対的に弱い動きとなった。 - ARES:Ares Management Corp(金融) -3.49%
資産運用株全体の調整局面で売りが優勢となった。市場環境の変化による運用残高や手数料収入の変動が意識され、短期的な利益確定売りが株価を押し下げた。 - CAT:Caterpillar Inc(工業・産業) -3.36%
中国や新興国需要の減速懸念が再燃し、建機需要の先行きに警戒感が広がった。高値圏で推移していたこともあり、景気敏感株として調整色が強まった。 - DHI:D.R. Horton Inc(一般消費材) -3.36%
住宅ローン金利の高止まりが住宅需要の重しになるとの見方から売られた。住宅市場の回復期待が後退し、住宅建設関連株全体の下落に連動した。 - ERIE:Erie Indemnity Co(金融) -3.33%
保険金支払い増加やコスト上昇への警戒感が意識された。ディフェンシブ性は高いものの、株価が高値圏にあったことから調整売りが出やすい局面であった。 - EXPE:Expedia Group Inc(一般消費材) -3.05%
旅行需要は底堅いものの、コスト増加や競争激化への懸念が重しとなった。直近の上昇に対する利益確定売りも重なり、株価は調整局面に入った。 - PODD:Insulet Corp(ヘルスケア) -3.03%
医療機器株全体の調整の流れを受け、利益確定売りが優勢となった。成長ストーリーに大きな変化はないものの、高バリュエーションに対する警戒が株価下落につながった。
セクター別騰落率
- 通信サービス(+1.41%)
大型プラットフォーム株やデジタル広告関連が買われ、セクター全体を押し上げた。広告需要の回復期待やAI活用による収益性改善が評価され、リスク選好の改善が追い風となった動きである。 - 素材(+1.21%)
金属・化学関連を中心に見直し買いが入り、セクターは堅調に推移した。資源価格の安定や世界景気の過度な減速懸念後退が背景であり、景気循環の底入れ期待が意識された。 - 一般消費材(+1.18%)
自動車や小売関連株が上昇し、景気敏感セクターとして資金流入が目立った。消費の底堅さを示す経済指標や金利低下期待が支援材料となり、先行き楽観が広がった。 - 不動産(-1.02%)
REITを中心に売りが広がり、セクターは大きく下落した。金利水準への警戒感が再燃し、利回り面での相対的な魅力が低下したことが重しとなり、他セクターへの資金移動が進んだ。
主要3指数の動き
- S&P500(6,915.61、前日比+0.03%)
大型ハイテク株の底堅さが指数を支え、小幅ながら続伸となった。金利が落ち着いたことで成長株への評価が維持され、下値は限定的であった。一方、決算内容の良し悪しで個別差が広がり、指数全体としては方向感に乏しい推移である。 - Dow30(49,098.71、前日比-0.58%)
景気敏感株や金融株が売られ、主要指数の中で唯一の下落となった。金利動向や景気先行きへの警戒感が重しとなり、構成銘柄の下げが目立った。内需・循環系への資金流入は弱く、選別色の強い相場展開である。 - NASDAQ(23,501.24、前日比+0.28%)
半導体やAI関連を中心に買いが入り、相対的に堅調な動きとなった。成長期待の高い銘柄に資金が集まりやすく、金利安定が追い風となっている。もっとも高値圏にあるため、好材料出尽くしには注意が必要である。
ドル円の動き
ドル円は米長期金利の低下と米景気指標を受けた利下げ観測の再燃を背景に、ドル売り・円買いが優勢となり大きく下落した。ミシガン大学の期待インフレ率低下がドルの上値を抑え、一時155円台後半まで円高が進行した。リスク回避姿勢も円買いを後押しした。
原油先物・米10年国債利回り・VIX・金先物の動き
- 原油先物(61.27ドル、前日比+3.22%)
中東情勢への警戒感と供給制約観測を背景に買いが優勢となり、大幅上昇した。需要面では急回復の兆しは限定的だが、地政学的リスクが下値を支え、短期的には価格の振れが大きくなりやすい局面である。 - 米10年国債利回り(4.239%、前日比-0.24%)
米景気指標を受けて利下げ期待が意識され、安全資産として国債が買われ利回りは低下した。インフレ期待の落ち着きも背景にあり、株式市場ではグロース株にとって追い風となる水準である。 - VIX指数(15.87、前日比+1.47%)
株価指数が小動きとなる中で、先行き不透明感から警戒感がやや高まった。水準自体は低位にとどまっており、市場はパニック状態ではないが、イベント前のヘッジ需要が意識されている。 - 金先物(4,985.80ドル、前日比+1.47%)
米金利低下と地政学リスクを背景に安全資産需要が高まり上昇した。ドル安傾向も金価格を押し上げ、インフレヘッジとリスク回避の両面から買いが入りやすい環境である。
私の米ドル建ポートフォリオ +0.22%(前日比)
私の米ドル建ポートフォリオは前日比+0.22%と、小幅ながらプラスで終える一日となりました。先端技術株中心のVGTと市場全体に連動するVOOが堅調に推移し、相場の下支えとなりました。一方で、高配当のVYMと増配重視のVIGは調整局面となりましたが、想定内の値動きです。金価格上昇を背景にGLDMがしっかりと上昇し、株式とは異なる動きで分散効果を実感できました。全体として、成長性と安定性のバランスが取れた一日だったと感じています。
経済指標発表 結果
- 米国PMI(購買担当者景気指数)速報値(1月)
サービス業PMIは52.5、製造業PMIは51.9、総合PMIは52.8といずれも50を上回り、景気拡大を維持していることを示した。特にサービス業は底堅く、米国経済が個人消費主導で緩やかな成長を続けている状況が確認された。株式市場にとっては景気後退懸念を後退させる内容である。 - ミシガン大学消費者信頼感指数(1月・確報)
消費者信頼感指数は56.4と前月から大きく改善し、速報値55.4からも上方修正された。インフレ鈍化や雇用環境の安定が家計心理を支えていると考えられる。個人消費の先行きを測る上で好材料であり、消費関連株にとっては追い風となる結果である。 - ミシガン大学期待インフレ率(1年・5年)
1年先期待インフレ率は4.0%へ低下し、5年先も3.3%と落ち着いた水準を維持した。短期・中長期ともにインフレ期待が安定している点は、FRBの金融引き締め長期化懸念を和らげる要因となる。金利上昇圧力を抑え、株式市場にはプラス材料である。 - 米国景気先行指数(前月比)
景気先行指数は前月比-0.3%とマイナスが続いた。金融環境の引き締まりや製造業の弱さが反映されており、今後数カ月の景気減速リスクを示唆している。一方で下げ幅は限定的で、急激な景気後退を示す水準ではない点も市場では評価されている。 - ベーカー・ヒューズ社石油・ガス掘削リグ稼働数
米国の石油リグ稼働数は544基と前週から小幅増加した。エネルギー企業が一定の投資姿勢を維持していることを示すが、急増ではなく、原油供給が過剰になるほどの動きではない。原油価格には中立的で、エネルギー株への影響も限定的である。 - CFTC投機筋ポジション(株価指数・商品)
S&P500先物の投機的ネットポジションは-81.8Kと売り越しが続く一方、Nasdaq100は買い越しを維持した。株式市場では指数ごとに強弱が分かれており、ハイテク志向が続いていることが示唆される。金や原油の買い越しはリスク分散志向の表れである。 - 総合評価
今回の経済指標は、消費者心理とインフレ期待の改善というプラス要因と、景気先行指数の弱さという注意点が併存する内容である。米国経済は減速しつつも底堅さを保っており、株式市場は「急落はしにくいが上値も重い」環境が続くと考えられる。
主要銘柄の決算発表結果
- SLB:SLB(エネルギー)
1株利益は0.78ドルと市場予想0.74ドルを上回り、売上高も97.5Bドルと予想を超過した。中東・オフショア(海洋油田)向けの受注が堅調で、デジタル油田や生産最適化サービスの採算改善が寄与した。原油価格の変動耐性を高めるコスト管理も評価され、エネルギー投資の回復局面を映す内容である。
主な経済ニュース
- インテル急落が半導体・AI関連の重し、指数の上値抑制
インテルは四半期ガイダンスが市場予想を下回り、供給制約やAIサーバー向けの見通し不透明感が意識された。半導体指数も軟化し、ハイテク主導の相場でも選別色が強まった。(Reuters:01/23) (Reuters) - メガキャップ買いでS&P500・NASDAQは底堅いが、地政学でリスク許容度は限定的
マイクロソフト、メタ、アマゾンなど主力の買いが指数を支えた一方、関税発言などの政治・外交ヘッドラインで様子見も増えた。短期筋の回転が速く、材料次第で振れやすい局面である。(Reuters:01/23) (Reuters) - 米消費者マインドが改善、短期インフレ期待は低下も「物価高」不満は根強い
ミシガン大学の消費者信頼感は1月に持ち直し、1年先インフレ期待も低下した。ただし高水準の物価への不満が続き、賃金・雇用悪化懸念がくすぶるため、消費の腰折れリスクは残る。(Reuters:01/23) (Reuters) - 米株式ファンドから資金流出、地政学リスクが需給面の逆風に
地政学不安が続く中で米国株ファンドからの流出が報じられ、リスク資産の持高調整が意識された。需給悪化は下押し圧力になりやすく、決算での「失望」が出ると下げが加速し得る。(Reuters:01/23) (Reuters) - 金が史上最高圏、銀も上伸し「安全資産シフト」を可視化
地政学要因とドル安を背景に金が最高値圏へ接近し、銀も大きく上昇した。株式が底堅く見えても、安全資産への需要が強い間は、投資家心理が完全にリスクオンへ戻っていないサインとなる。(Investing.com:01/23) (Investing.com) - 欧州関税を巡る混乱は沈静化方向、ただし政策不確実性はプレミアムとして残存
グリーンランドを巡る関税示唆が緩んだことで急激な警戒は後退した。ただし「発言→市場変動」の構図が続く限り、株式の上値には不確実性プレミアム(不確実さへの上乗せ)が残りやすい。(FOX Business:01/23) (Fox Business) - 来週のFRBとメガテック決算が焦点、AI投資の回収局面が問われる
市場は利下げ時期の手掛かりと、AI投資が利益に結びつくかの説明を待っている。ガイダンス次第で指数寄与度の大きい銘柄が動きやすく、好悪材料のどちらでも指数の変動が拡大し得る。(Investing.com:01/23) (Investing.com) - ドル安圧力と「米国集中の見直し」議論、為替が株式の追い風・逆風を切り替える
地政学・政治リスクを背景に、投資家が米国資産への集中を見直す動きが語られた。ドル安は多国籍企業の採算に追い風になり得る一方、資金フローが変わると株式の需給には逆風にもなる。(Reuters:01/23) (Reuters) - 原油は弱含み基調、供給・地政学リスクが「下げにくさ」も同居
需給面では弱気見通しが意識される一方、供給途絶など地政学・供給リスクが下値を支えやすい構図とされた。原油が急騰しない限り株式の追い風だが、急変時はインフレ再燃懸念になり得る。(Bloomberg:01/23) (Bloomberg.com) - 米国債利回りはFRB週を前に低下気味、株式の割引率に影響
FRBを控え安全資産需要が入りやすく、利回りが低下方向に振れた。金利低下はグロース株の支援材料になりやすいが、イベント通過後は発言次第で反転もあり、金利主導のボラティリティに注意が要る。(WSJ:01/23) (wsj.com)
今週の動き
- 個別銘柄ヒートマップで見る今週の特徴
今週は大型ハイテク株の中でも明暗が分かれた一週間であった。AI・クラウド関連では一部に資金回帰が見られた一方、半導体や消費者向け電子機器では決算やガイダンスへの失望から大きく売られる銘柄が目立った。金融株は金利低下と信用コスト懸念が重しとなり軟調である。一方、エネルギーや資源関連は原油・資源価格上昇を背景に堅調で、ディフェンシブ株も相対的に底堅さを示した。 - セクター別騰落率から見た今週の市場構図
週間では素材とエネルギーが大きく上昇し、インフレ再燃や地政学リスクを意識した資源シフトが鮮明となった。生活必需品やヘルスケアも小幅ながらプラスを維持し、防御的姿勢が意識されている。一方、金融、不動産、公益事業は金利動向と景気先行き懸念から下落し、先端技術も調整色が強い。市場全体としては成長期待よりも実需と価格上昇に裏付けられたセクターが選好された一週間である。
経済指標発表予定
以下の経済指標が発表される予定です。
主要銘柄の決算発表予定
以下の主要銘柄の決算発表がなされる予定です。
おわりに
本日の米国株式市場は、指数ごとに強弱が分かれ、成長期待の高い分野に資金が向かう一方、業績見通しや金利動向への警戒から調整する銘柄も目立ちました。為替では円安が問題視されていますが、米ドル自体も弱含んでおり、ドル円だけでなくユーロ円やスイスフラン円といったクロス円を見ることで、より本質的な円安の姿が浮かび上がります。私は円安対策の一環として純金投資をポートフォリオに組み込んでいますが、これは一つの考え方に過ぎません。短期の値動きに振り回されず、経済全体の流れを捉えながら長期視点で判断していくことが大切だと感じます。
日毎の成果や結果に一喜一憂せず、長期投資を目指して共に学び成長していければ嬉しいです。
それでは、今日も一日明るく元気に笑顔で過ごしましょう。
投資は自己責任にてお願いします。
おことわり
投資は自己責任にてお願いします。
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とドル円: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
- 主要指数の動き : Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
