2日連続した下落で買いが入って始まった株式市場ですが、アナリストや銀行幹部による米国経済悪化の見通し発言により、投資家の買い意欲が続かず下落に転じましたが、中華人民共和国のゼロコロナ政策緩和の動きが、株価を支えた形となりました。結果として主要3指数はDow30は前日と変わらず、NASDAQとS&P500は軟調となりました。隣国カナダの政策金利は0.25ポイント上昇か0.5ポイント上昇か予想が2分されていましたが、高い方の0.5ポイントになったことも影響したのかもしれません。
米国上院中間選挙のジョージア州決選投票は与党民主党が勝利しました。共和党の候補はトランプ元大統領が強く推薦しており、トランプ氏の勢い低下につながる結果となりました。AAPL(アップル)が新しいicloud暗号化を計画しているとWSJが報じています。セキュリティが高くてハッカーからハッキングされた場合、データは保護されるものの、なんと法執行機関が操作令状があってもアクセスできないそうです。クラウドのシェアはAWS(Amazon)、Microsoft Azure、Google Cloudの順ですが、どうなるのか個人的に興味があります。
原油先物は$72.25(▼2.69%)に下落、10年債利回りは3.408%(▼2.99%)、ドル円は136円台前半で推移しています。
自分のポートフォリオは全体で△0.11%とわずかながら上昇しました。3指数が低迷しているなか、わずかでも上昇しているとうれしいです。AGG(米国総合債券ETF)が△0.89%と伸びて、200-DMA(200日移動曲線)を試しそうなレベルまで上がってきました。TIP(物価連動債ETF)が△0.43%と反発しました。株のETFではVHT(ヘルスケアETF)が△0.74%、とIBB(バイオテクノロジーETF)が△0.66%としっかり伸びました。SPYD(高配当ETF)も200-DMAを試しそうなレベルに達しています。
今夜の経済指標は、失業保険申請件数と生産者物価指数で、来週のFOMCに向けてこの件に関してFRB委員のコメントが出れば株価が上下するでしょう。
昨日、私はCovit-19の5回目接種をしてきました。4回目まではモデルナ製で翌日のひどい副反応に悩まされていました。今朝のブログ更新は難しいかと予想していましたが、現在(17時間経過)副反応が無く、快適な朝を迎えることができました。今日は何も予定を入れていませんでしたが、何かやろうと思います。
朝晩の冷え込みが厳しい毎日ですが、今日も一日、明るく元気に過ごしましょう。