新規失業保険の申請が増えて230K(予想230K,前回226K)と今年2月以来の高水準となり、ようやく労働市場が軟化しました。これが投資家に好感を呼び、株を買い戻す動きがありました。しかしながら、11月の生産者物価指数発表の前日ということもあり、上値は大きく伸びることはありませんでした。中華人民共和国のコロナ対策緩和策も多く報じられていることも株価の支えになっているようです。
米国内ガソリン価格が低下して1年前の価格を下回る$3.329/ガロンになりました。国防総省がクラウド4社(Google,Oracle,Microsoft,Amazon)と分散発注、2028年までに最大90億ドル(1.2兆円)にのぼるそうです。連邦取引委員会は、Microsoft社によるActivision Blizzard社(テレビゲームのサプライヤー)の買収を阻止するために訴訟したというニュースも入っています。
ウクライナがロシア領土内の空軍基地にドローン攻撃をしたようで、さらに地政学的リスクが高まっています。米国は「ウクライナの自衛のために情報、物資、武器を提供しているが、ロシア国内への攻撃を奨励しない」という立場を表明しています。ロシアはウクライナ領土全域に爆撃を加えていますし、核兵器使用の可能性も否定していません。
原油先物は$71.70(▼0.43%)、10年債利回りは3.491%(△2.44%)、ドル円は若干円安となり136円台で推移しています。
自分のポートフォリオは全体で△0.65%でした。こういう時は債券ETF(AGG,TIP)が足を引っ張りますね。なお、債券ETFは毎月分配金が出ますので、昨日はAGGとTIPの分配金をいただきました。ありがたいことです。
保有しているETF9銘柄を構成銘柄ごとに分解し、個別銘柄ごとの換算した時価評価順上位20社がこちらになります。高配当、バリュー、ヘルスケアが主体であり、ほとんどの銘柄が50-DMA(50日移動平均)と200-DMAが上向いていますが、AAPL(アップル)、MSFT(マイクロソフト)、COST(コストコ)が冴えない状況です。
今夜は、生産者物価指数の発表がありますので、結果によっては大きく株価が動くことが予想されます。どうなるでしょうか。
一昨日に5回目のコロナワクチン接種しましたが、幸いなことに副反応がないまま経過しています。先月のロイターのニュースですが、新型コロナは再感染すると死亡率や後遺症のリスクが増大するとのことです。やはり予防はしておきたいです。
それでは、今日も一日明るく元気に過ごしましょう。