GS(ゴールドマン・サックス) が第4四半期に69%減益という過去 10 年間で最大の業績不振という決算発表後株価は下落(▼6.68%)、銀行株に圧迫されて Dow30は、300 ポイント (約 0.8%) 下落しました。S&P 500はこれに引きずられて▼0.26%とわずかに下落、テクノロジー重視のNASDAQ は TSLA(テスラ)が△7.34%とNVDA(エヌビディア)が△4.74%と堅調だったことから△0.14% 上昇で終えました。AMZN(アマゾン)の労働組合はイタリアで人員削減をしないと発表しました。また、買い物客が偽造品が販売されたり、宣伝通りに早く出荷されないという不具合を理由にAmazonを避けているという報告もあり、株価は▼2.14%と下落しました。新型コロナ禍の鎮静化を受けてウェルズファーゴ銀行がPFE(ファイザー製薬)の株式を格下げしたことにより、株価は▼3.60%下落しました。
1月のニューヨーク連銀製造業景況指数は▼32.90(予想▼8.70、前回▼11.20)と急低下しました。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が始まって間もない2020年5月以来の低水準であり、新規受注と出荷が特に落ち込んだ結果が報告されました。
中華人民共和国の2022年のGDPは前年比3%増加。8.4%成長を記録した21年よりも低成長であった。共産党政府の成長率目標は当初、「5.5%前後」に設定されていたが、コロナ対応のロックダウン(都市封鎖)や感染を徹底的に抑え込む「ゼロコロナ」政策の急転換で目標には遠く及びませんでした。また、2022年末で61年ぶりに総人口が減りました。今後は労働市場や住宅需要、少子高齢化による年金制度への影響が予想されています。2023年には、インドの人口が中華人民共和国を抜いて世界一になると予想されています。
原油先物は$81.04(△1.48%)と80ドル台に上昇、10年債利回りは3.535%(△0.68%)に上昇、ドル円は128円台前半で推移しています。
自分のポートフォリオは全体で▼0.35%と下げました。VYM(高配当株ETF)は構成銘柄第9位にPFE(ファイザー製薬)があるため▼0.61%と下げました。連休を利用してポートフォリオを見直しました。高配当バリュー株に偏り過ぎていたことと、最近流行のESG投資も視野に入れて、VDC(生活必需品ETF)とVYV(バリュー株ETF)からESGU(iShares ESG MSCI USA ETF)に乗り換えてみました。ESGUの構成銘柄は現在こんな感じですから、S&P500追随のVOOとの重複が多いです。手数料は0.15%とVOOよりは高めです。VOOを持っていればESG投資であると思えば良いのですが、自分はESG投資銘柄を持っているという自己満足にはなれそうです。
18日から19日(日本時間)にかけての主な経済指標は上記の通り、重要なものが多いですね。
それでは、今日も一日、明るく元気に笑顔で過ごしましょう。