主要3指数はそろってプラス、明日から始まる決算発表前に、割安感があったハイテク株に買いが入り、NASDAQは2%を超える上昇となり、市場全体を先導しました。Wall Street JarnalがFRBが金利の引き上げを市場予想よりも緩和すると報じたことも投資家心理にプラスに働いたようです。
イエレン米財務長官はインフレ動向を前向きに感じていると述べ、米国の労働市場が堅調を維持しながらも世界各地でエネルギー価格とサプライチェーンの問題が緩和しつつあると主張しました。イエレン氏は昨年下期の物価上昇圧力に大きく寄与した住宅市場の過熱も今年半ばまでに冷めるだろうと予想しました。「米国の堅調な労働市場とインフレの改善は続くと考えている。極めて有益な兆しだ」と語ったそうです。
MSFT(マイクロソフト)は23日、チャットボット「ChatGPT(チャットGPT)」を手がける米新興オープンAIに、今後数年で数十億ドルを投資すると発表しました。景気減速に伴って従業員を1万人減らす一方で、戦略分野である人工知能(AI)への投資を強化するとのことです。
AAPL(アップル)が今年発表する予定の複合現実(MR)ヘッドセットは、iPhoneのOSの3Dバージョンを作るという試みで、手と眼球の動きをトラックする機能でライバル製品に差を付けることを目指している。名称は「リアリティー・プロ」に決定する可能性が高く、値段はおよそ3000ドル(約39万円)に設定される見通しです。
TSLA(テスラ)株が△7.05%と大きく上昇したのは、値下げによりフォードやGMよりも価格面で自動車購入者に関心の高まりにつながったと分析しています。NVDA(エヌビディア)も△7.05%、QCOM(クアルコム)が△6.24%と好調でした。
中華人民共和国は今週は春節により市場はお休みとなりました。中華人民共和国からの入国規制をコロナ対策で強化した日本と米国以外に多くの観光客が移動し、活発な消費活動をしているようです。
原油先物は$81.66(△0.02%)とわずかに上昇、10年債利回りは3.525%(△1.18%)、ドル円は円安方向に振れて130円台後半で取引が続いています。
自分のポートフォリオは△0.84%でした。昨年好調だったヘルスケア部門の伸びが今年になってから奮いません。
24日から25日にかけての経済指標発表は上記の通りです。
今日から明日にかけて決算発表予定の企業を、Investing.comのHPを利用してリストアップしてみました。市場全体にも影響を与える巨大企業が目白押しですね。
日本全体に強い寒波がやってきて、全国的に冷えたり大雪という状態になっています。私は小氷河期がきているという一部の学者の主張が正しいのではないかと思うことがあります。ところがメディアが報じる地球温暖化論に打ち消されているような気がしてなりません。メディアの多くは脱炭素ビジネスで利益を上げている企業から広告収入を得ているので当然なのでしょうね。冬になると、地球温暖化と称さずに「地球環境の変化」と言葉を変えていることに、皆様は気づいておられますでしょうか。
それでは、今日も明るく元気に笑顔で過ごしましょう。