主要3指数とRussell2000
Dow30は▼1.12%と続落、NASDAQは△0.38%とまちまちな動きでした。中小企業指標のRussell2000も▼1.18%下落しました。S&P500は▼0.48%と小動きでした。
セクター別騰落率
最も反発したのは一般消費材(Consumer Cyclical)、最も下落したのはヘルスケア(Healthcare)で2%を超えた下落でした。
経済指標発表 結果
変動の激しい食品とエネルギーカテゴリーを除いたコアPCE(個人消費支出)指数は、価格が9月に0.3%上昇、前年比で3.7%上昇しました。コア PCE の増加は、自動車、処方薬、旅行などのカテゴリーが牽引していました。全カテゴリーのPCE は前年比で 3.4% 上昇し、前月比では 0.4% 上昇しました。9月の「コア」PCEの年間上昇率は2021年5月以来最小で、3か月連続で価格の年間上昇率が鈍化していることを示しています。
ミシガン大学の調査による10月の期待インフレ率は4.2%とアナリスト予想3.8%を大きく超えてきました。また、10月の消費者信頼感指数は63.8とアナリスト予想の63.0をやや上回りました。なお、今回のミシガン大学調査結果に関して、私が見ている経済新聞(WSJ, Bloomberg, Reuters)では大きく取り扱っていませんでした。
主企業の決算発表結果
XOM(エクソンモービル)は利益と売上ともアナリスト予想を下回りました。CVX(シェブロン)は利益はアナリスト予想を下回りましたが、売上は予想を上回りました。
主な経済ニュース
- 米軍はイランと関連があるとしてシリアの施設2か所を攻撃
- S&P500は7月の高値から下落幅10%に拡大して調整に入った。
- 日本の電池メーカーAESCが米国IPOを目指して10億ドル調達
- GMとストランティスが給与25%引き上げでUAW合意、スト回避
- JPモルガンのダイモンCEOが初の株式売却を検討、JPモルガン株が▼3.60%
- ディズニーがストライキの影響で白雪姫実写版の公開延長、ピクサー公開予定を白紙
主要指数の動き
原油先物はやや上昇、10年債利回りは前日と変わらず、ドル円は149円台後半まで円高となりました。金と銀が買われています。ここには表示されていない仮想通貨Bitcoinが上昇してきています。
自分の米ドル建ポートフォリオ
昨夜は▼0.11%でした。特に売買はしておりません。
1週間を振り返って
グーグルが株価を1割近く下げたことで通信サービス(Communication Services)が下げたこと、原油高騰にもかかわらずエネルギー系企業の決算が予想を裏切ったことが大きかったです。
セクター別騰落率では唯一、公益事業(Utilities)だけが上昇していました。
経済指標発表予定
10/30の経済指標発表予定は以下の通りです。
主企業の決算発表予定
時価総額$30B以上の主企業の決算発表予定は以下の通りです。
あとがき
これまで、米国経済ニュースを把握するために、米語版Wall Street Journalを購読していました。サブスク金額を抑えるために、毎日新聞デジタルと契約してWSJを購読していたのですが、メールでも送られてくる毎日新聞の記事内容に関して私の信条とそぐわないところが多々がありましたので、本日をもって契約打ち切りとしました。直接WSJとの契約も考えたのですが、Bloomberg米国版のサブスクにしました。Bloombergの日本語版は無料で誰でも読めるのですが、誌面構成が日本株投資されている日本人向けのような気がします。米国株投資向けにはやはり米国版が良さそうと思ったからサブスク契約しました。こんな時にも、あぁ円安なんだなと感じてしまいます。
今週は火曜日の朝、ブログを書いている時に悪寒が始まり、風邪で4日間寝込んでしまいました。幸いにも医院には行かずに寝るだけで治りましたので、インフルエンザなのかコロナなのかはわかりませんが、最高38.5℃まで上がりました。感染症が流行っているようなので、体調管理には引き続き気を付けたいです。
今月は株価の年末に向けたラリーに期待されていた方、私も含めて多かったと思いますが、反対に調整域に入ってしまったようです。とはいえ、自分もVOOとQQQの指値が刺さり、持株数をスポット買いで増やすことができました。eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の投資信託も含み益は低下していますが、毎月の定期購入はやめるつもりはありません。
それでは皆様、良い週末を明るく笑顔で元気に過ごしましょう。