S&P500ヒートマップ(高解像度)
主要3指数とRussell2000
大きな材料がない中、主要3指数は全体的に小動きで、終値はそろって続伸しました。中小企業指標Russell2000は終始軟調でマイナスでした。
セクター別騰落率
最も伸びたのは先端技術(Technology)でした。先週に大きく上昇した不動産(Real Estate)は下落しました。
経済指標発表 結果
昨夜は、株価を大きく動かす経済指標発表はありませんでした。FRBの政策立案者の中で最もハト派の一人であるアトランタ連銀のラファエル・ボスティック総裁(投票権なし)は、当局者には経済の推移を注視し、金利の動きに関しては辛抱強く待つ時間があると述べました。また、信用引締め、不動産ストレス、労働環境に関しても語りました。
決算発表結果(時価総額$30B以上)
主な経済ニュース
- FRBは厳しい信用基準により、銀行の需要低迷が続くと発言
- ニューヨーク連銀ブログが、銀行システムは依然として脆弱であると指摘
- イエレン財務長官、今週に中華人民共和国を訪問。バイデン大統領と習主席の会談前に経済と世界的な議題について話し合う予定
- 世界のサプライチェーン圧力が過去最低に。商品の移動コストはコロナ後に下がり続ける
- 投資管理会社Polen Caoutakが、持続的な成長の可能性を理由にLLY(イーライリリー)を追加、株価終値は△4.82%
主要指数の動き
原油先物は$80.87(△0.45%)と若干上昇、10年債利回りは4.662%(△2.28%)と再び上昇しました。ドル円は円安方向に動き、現在は150円台に届いて取引が続いています。金、銀は売られ、ビットコインは方向感が見えない動きです。
自分の米ドル建ポートフォリオ △0.27%
ほぼ現状維持で、見ているだけの夜でした。
経済指標発表予定
決算発表予定(時価総額$30B以上)
おわりに
今週から米国は標準時間になり、日本時間とのずれが14時間となりました。上院から一年を通じてサマータイムにする法案が提案されて可決し、2023年3月に標準時間が終わったと勘違いしていましたが、その後下院で否決されていた報道に気づいていませんでした。
ブログ冒頭にS&P500マップを掲示していましたが、拡大表示すると解像度が悪いというご意見をいただきましたので、解像度を上げたMAPも併せて掲載することにしました。冒頭は「アイキャッチ」で、利用しているアプリWordPressで解像度を上げることができませんので、2度同じ画像が出ることをご容赦ください。
それでは、今日も一日明るく元気に笑顔で過ごしましょう。