S&P500 ヒートマップ(高解像度)
主要3指数とRussell2000(中小企業指標)
主要3指数終値はそろってプラス、NASDAQが市場を大きくけん引しました。Russell2000も上昇しました。
セクター別騰落率
通信サービス(Communication Services)が3%を超える大躍進、先端技術(Technology)も1%を超えて上昇しました。
経済指標発表 結果
決算発表結果(Investing.comが選んだ重要度高の銘柄)
- 引け後にブロードコムが決算発表。利益を上回ったにもかかわらず株価は下落。CEOはAIチップの需要が収益を押し上げていると語る(BARRONS)。発表前終値△2.06%、アフターマーケットで▼1.0%
- ダラー・ゼネラルが決算発表。第3四半期の利益を上回り、既存店売上高は減少(Yahoo!Finance)。株価終値は▼1.21%
主な経済ニュース
- マイナス金利の終了が近いとの見方から、円は約1年ぶりに最も上昇(Bloomberg)
- 日銀利上げ賭けが米国の雇用に見合うため、世界的な債券ラリーは失速(Bloomberg)
- 原油先物価格が2年ぶりの安値に達し、ガソリンはさらに安くなりそう(Bloomberg)
- 米国の住宅ローン金利は6週連続で低下、7%近くまで低下(Bloomberg)
- 米国の家計純資産、保有株式価値の下落で減少(Bloomberg)
- 失業率が最も急上昇しているニュージャージー州は、ホワイトカラーを削減しているものの看護師、運転手などの特殊スキル人材の補充に苦労(WSJ)
- AMD(アドバンストマイクロ)が新しいMI300を発表、生成AIではNvidia製よりも処理能力が上回り、今後4年間で4000億ドル以上に成長する可能性あり(Bloomberg)。株価終値は△9.89%と急騰。
- 中華人民共和国の弱い貿易統計はさらなる経済的苦痛を示唆(Bloomberg)
- 習主席、EU指導者らに貿易の「主要パートナー」になりたいと語る(Bloomberg)
主要指数の動き
- 原油先物が70ドルを割り込んで69.66ドルまで下落
- 10年債利回りは4.264%(△0.19%)と若干上昇
- ドル円は植田日銀総裁の発言により急激な円高となり、143円台で取引継続中
自分の米ドル建ポートフォリオ △0.95%
株価が上昇しているときは見ているだけです。為替で2%以上の円高ですから円建評価では減ですけど、世界の基軸通貨ドルで自分の資産を評価すれば大幅上昇となります。
経済指標発表予定
来週のFOMCの政策金利決定に対して影響を与える、労働市場の逼迫状況と給与動向がわかる雇用統計の発表が注目されます。
決算発表予定(Investing.comが選んだ重要度高の銘柄)
該当銘柄はありません
おわりに
とうとうFRBは利下げを行うのではないか、おそらく3月までに利下げが行われるのではないかとの予測が広がっているようです(Bloomberg)。また、トレーダーらは日銀マイナス金利の終了が近いとの賭けに乗り出しているようです(Bloomberg)。流れが変わってきたような気がします。今日は4日間続いた一粒万倍日の最終日で大安でもありますし、米国株高と米国債券市場の活性化がつながってほしいと期待しています。
それでは今日も一日、明るく元気に笑顔で過ごしましょう。