S&P500 ヒートマップ(高解像度)
主要3指数とRussell2000(中小企業指標)
主要3指数の終値はDow30とNASDAQがわずかにプラス、S&P500がわずかにマイナスでした。消費者物価指数でインフレ率が予想よりも高かったことから下落しましたが、長期的に見るとインフレは解決に向かっているという楽観的な見方がひろがって株価が戻ってきました。Rusell2000はマイナスでした。
セクター別騰落率
先端技術(Technology)がわずかに伸びました。一方で公益事業(Utilities)が大きく下落しました。
経済指標発表 結果
- 消費者物価指数が3.4%が上昇 して3 か月ぶりの高水準 、FRBにとって困難な道が示唆
される(Bloomberg) - エネルギーと食品を除くコア商品の価格上昇の多くは、年末のプロモーション活動にもかかわらず、中古車と衣料品の価格が上昇したことによるもの。サービス価格も堅調で、特に住宅保険や自動車保険の費用の範囲内で、年間ベースでは1976年以来最大の上昇(Bloomberg)
- クリーブランド連銀のロレッタ・メスター総裁(タカ派、投票権なし)は、3月は利下げにはおそらく時期尚早で、CPI報告は中銀がインフレ率をさらに引き下げる必要があることを示していると述べた(Yahoo!Finance)(Bloomberg)
- リッチモンド地区連銀のトム・バーキン総裁(中立派、投票権なし)は、インフレ率がFRBの目標である2%達成に向けた軌道に乗っているという確信をまだ求めていると述べた(Yahoo!Finance)
- シカゴ地区連銀のオースタン・グールスビー総裁(ハト派、投票権あし)も、利下げを開始する前にさらなるデータを確認する必要があると述べた(Yahoo!Finance)
- サマーズ元財務長官は、米経済の軟着陸は今や「非常に現実的な可能性」と述べる(Bloomberg)
決算発表結果(Investing.comが選んだ重要度高の銘柄)
該当銘柄はありません
主な経済ニュース
- ビットコインETF、「画期的な」初日に30億ドルを突破(Bloomberg)
- イランのタンカー拿捕で中東リスクが高まる中、原油高。イラン側は、船舶拿捕は米国の石油窃盗への報復だと主張(Bloomberg)
- インフレ上昇にもかかわらず債券市場はFRBの利下げ観測を強め、5月から始まる金融緩和への期待高まる(Bloomberg)
- 住宅建設業者 スミス・ダグラス・ホームズの好調なデビューが、低迷する米国の IPO 市場で必要な勝利をもたらす。アメアスポーツ、ブライトスプリングなどが後に続くかもしれない(Bloomberg)
- レンタカーのハーツ、電気自動車2万台(全台数の3分の1)を売却してガソリン車に再投資(Bloomberg)
- FRBの調査でクレジットカード延滞率が10年ぶりの高水準に上昇(Bloomberg)
- マイクロソフトが一時的にアップルに代わって、2021年後半以来初めて世界で最も価値のある企業の座に就く(MarketWatch)
- Googleが技術者数百人を削減、コスト削減でAIに軸足(日本経済新聞)
- ドイツ銀行、FRBが利下げしてもドル高を予想(Bloomberg)
- ECB(欧州中央銀行)のラガルド総裁が、インフレの最悪期を脱出して金利がピークに達した公算と述べる(REUTERS)
主要指数の動き
- 原油先物は中東情勢悪化により$72.63まで△1.77%上昇
- 10年債利回りは3.977%(▼1.32%)と4%を切るまで低下
- ドル円は方向感がなく145円台前半で取引継続中
- ビットコインはETF認可直後の熱が冷めて46,000ドル台前半で取引継続中
自分の米ドル建ポートフォリオ △0.09%
消費者物価指数と失業保険の結果を見て、インフレがしつこいなと思って指値を入れて寝ましたが、まったく刺さらず、むしろ上がっていた結果は予想外でした。
経済指標発表予定
消費者物価指数が予想よりも高かったことから、近未来のインフレ状況の予想材料となる生産者物価指数が注目されそうです。
決算発表予定(Investing.comが選んだ重要度高の銘柄)
昨日も紹介しましたが、以下の銘柄の決算発表が現地時間の昼間に予定されています。教科書的には、政策金利が利下げ方向となると銀行は利益が縮小されるので、巨大銀行の経営戦略も注目されるでしょう。
おわりに
昨夜、SBI証券から特定口座年間取引報告書の電子データをダウンロードできるようになりました。楽天証券も今日あたりに可能になると思います。いよいよ、確定申告シーズン到来です。今回から、所得税で申告しても住民税への申告不要という選択ができなくなります。確定申告をして還付金を受領しても、住民税や国民健康保険税がそれ以上に上がってしまう可能性がありますので、確定申告をするかしないかはよく検討する方がよさそうです。
それでは、今日も一日、明るく元気に笑顔で過ごしましょう。
図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とRusell2000チャート: finviz
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
- 主要指数の動き : Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ