温泉にゆっくりつかりたくなって、那須温泉に行ってきました。
お天気に恵まれましたので、途中の「恋人の聖地」からも山頂がくっきり見えました。
まずは、那須岳のロープェイ乗り場の少し上にある「峠の茶屋」に。気温は23℃と涼しく、自動車にある気圧計で860hPaでした。(1,130hPa-860hPa)×10mで、標高は1,530mぐらいでしょうか。少し空気が薄くて耳が少しツーンとします。快晴でしたけど、那須岳(茶臼岳)の山頂はアングル的に見えにくい位置にありましたけど、緑が綺麗で癒されました。
道中、パワフルなトルク320Nmのディーゼルターボエンジンはうなることもなく8速DCTとの組み合わせで静寂そのもの。クラッシック音楽を聴きながら快適なうち到着しました。
小丸山展望園地周辺をウォーキングするつもりでした。でも、案内所の方から熊の目撃情報があると注意され、熊ベルを自宅から持ってくるのを忘れていたこともあり、散策を断念しました。また来た時の楽しみをとっておくことにします。
殺生石まで降りてきました。硫化水素ガスが多く出ていて、卵が腐った臭いが充満していました。植物は少ないもののススキは元気でした。ススキは硫化水素に強いのかもしれませんが、茎が紫色していて、通常のススキと色が違います。
殺生石から少し坂道を上がると温泉神社です。1185年の屋島の源平合戦で、平氏の舟に置いた扇を矢で射抜いた那須与一の祈願社という看板が出ていました。源義経による矢を射抜けという指示は、今で言うパワーハラスメントで、弓の名手であった那須与一にとって、相当なストレスを受けたようで、その後若くしてこの世を去られたようです。屋島の戦いにおける那須与一の働きを学ぶには、「那須与一伝承館」を訪ねるといいですよ。
温泉神社のすぐ近くには、栃木県最古の温泉といわれている有名な「鹿の湯」があります。
でも、鹿の湯には宿泊できませんので、鹿の湯の温泉をホテルに引いている「ホテルビューパレス」に泊まることにしました。
鹿の湯の泉質は「酸性・含硫黄-硫酸塩温泉(硫化水素型)」で、pH2.2、メタケイ酸が豊富で小じわに効果抜群、湯上りはお肌ツルツルスベスベです。肌の漂白効果もあるようで、入浴を繰り返すとシミや日焼けが白くなるそうですよ。こんな良いお湯が、ホテルに引かれて、夜の食前食後、朝も食前食後に入ることができる素敵なホテルです。硫化水素ガスは有毒ガスなので、露天風呂だけが温泉でして、内湯は普通のお湯です。浴室の写真撮影は厳禁なので、ホテルのHPから引用しました。
お部屋は32㎡のデラックスツインルーム。夫婦2人には十分すぎる広さです。ダブルベッドが2台で、窓側にはソファーがあり、足元は畳になっていて、布団を敷いて4人ぐらいは余裕で宿泊できそうな感じです。
広いデスクもあり、ここで持ち込んだノートパソコンを使いました。館内は無料Wi-Fiが備えられていますが、パスワード無のセキュリティが甘いタイプ、速度も50Mbps程度でした。残念だったのは、枕元にコンセントがなかったことです。
夕食はコース料理でした。メインディッシュは肉と魚を選べます。私はお肉をいただきました。
今回、家内と二人で宿泊しましたが、こんなに多くの特典で格安になりました。
- 県民一家族一旅行推進事業 ▼10,000円
- 栃木県限定地域クーポン ▼4,000円
- 楽天ダイヤモンド会員特典 ▼3,000円
- 貯まった楽天ポイント ▼600円
翌日は、「那須とりっくあーとぴあ」に立ち寄りました。建物外壁は窓がない無垢なのですけどトリックアートが描かれ、駐車場に止めた自動車に今にも龍が飛び出して襲われそうな感じです。
不思議な絵が多く展示されていて、おもしろい写真をたくさん撮影することができます。楽しいスポットですね。