S&P500 ヒートマップ(高解像度)
主要3指数とRussell2000(中小企業指標)
力強い雇用統計がFRBの高政策金利を継続する根拠になりうる結果でしたが、米国経済が引き続きアメリカ企業に力を与え続けることを示唆したとして、株価は強気相場が躍進して今週を終えました(Bloomberg)。
セクター別騰落率
公益事業(Utilities)を除くすべてのセクターが反発しました。
経済指標発表 結果
- 米労働省が発表した3月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は前月比30.3万人増加し、市場予想の20万人増を大幅に上回った。賃金の上昇も続き、米経済が第1・四半期も堅調だったことが示されたことで、連邦準備理事会(FRB)の利下げ開始が後ずれする可能性がある(REUTERS)(Bloomberg)。
- ダラス地区連銀のローガン総裁(中立派、投票権なし)は5日、現在のインフレを巡る状況は連邦準備理事会(FRB)による利下げへの差し迫った動きを否定していると述べた(REUTERS)。
決算発表結果(Investing.comが選んだ重要度高の銘柄)
該当銘柄はありません
主な経済ニュース
- Apple、アプリ決済を巡る争いでEU独占禁止法の要求に屈服(Bloomberg)。
- MicroStrategy、ビットコインの150%上昇後の半減期に更なる利益を狙う(Bloomberg)。
- カザフスタンの洪水、ゴールドマン・サックスの強気コールでウラン株が急騰(Bloomberg)。
- イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)のソーシャルメディアサイトXでの声明によると、テスラ社は8月8日にロボタクシーを発表する予定(Bloomberg)。
- テスラ、在庫の山積みのSUVに大幅な値引きを提案。同社は特定のモデル Y を少なくとも 5,000 ドル値下げ(Bloomberg)。
- 地政学リスクが高まる中で原油価格は上昇が続くと、パシフィック・インベストメント・マネジメント・カンパニーの責任者が語る(Bloomberg)。
- 台湾の大地震とボルチモア港の閉鎖という形で、世界のサプライチェーンに新たなストレスポイントが生じており、貿易の緩やかな回復が妨げられる可能性がある(Bloomberg)。
- ニューヨーク州に、過去140年で最大規模のマグニチュード4.8の地震(Bloomberg)。
主要指数の動き
- 原油先物価格は$86.71(△0.14%)とわずかながらも上昇しました。
- 10年債利回りは4.378%(△1.60%)と再び上昇しました。
- ドル円は151円台後半まで円安に。
- 金先物価格△1.60%、銀先物価格△1.00%と反発。
- ビットコインは軟調に推移。
自分の米ドル建ポートフォリオ △0.86%
力強い雇用統計を見た時は続落かと思い、指値を入れて寝ましたが、私の予想とは逆の動きをしました。株価の予想は難しいですね。
今週の動き
4月の第一週は、OPEC減産と地政学的リスクによる原油価格高騰によるエネルギーセクターち、METAとNFLXの躍進による通信サービス(Communication Services)が好調だったものの、全体的には軟調な動きでした。
経済指標発表予定
決算発表予定(Investing.comが選んだ重要度高の銘柄)
該当銘柄はありません
おわりに
雇用統計であらためて米国経済の強さと、高金利下でも努力して成果を出している米国企業が投資家に評価されて株高となりました。一方で、日本の消費動向調査では2019年10月1日の消費税10%引き上げにより、それまでも50(50以上が良好と判断される)を割り込んでいた消費者態度指数が大きく下落し、いまだ40を割り込んでいます。連合の発表では大手企業の賃上げのみならず、中小企業の賃上げもされたようです。うれしいニュースですが、給与明細を見て所得税と社会保険料が上がっているのに気づくでしょうから、今後の消費動向がどうなるかは気になるところです。
東京は桜が満開になりました。今日は一粒万倍日でもありますので、お花見に出かけて将来に向けた良い種まきをするとよいかもしれません。それではみなさま、良い週末を明るく元気に笑顔で過ごしましょう。
おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とRusell2000チャート: finviz
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
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- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ