S&P500 ヒートマップ(高解像度)
主要3指数とRussell2000(中小企業指標)
主要3指数ならびにRusell2000の終値はすべて反落でした。粘り強いインフレで利下げ期待が薄れ、ウォール街は大幅安で終了しました(REUTERS)(Bloomberg)。
セクター別騰落率
わずかながらも上昇したのはエネルギー(Energy)だけでした。最も下落したのは不動産(Real Estate)で▼4%を超える大幅なものでした。インフレが見通しを暗くする中、トレーダーらは不動産株から逃避(Bloomberg)。
経済指標発表 結果
- 米国人が引き続きガソリンや賃貸住宅に支払う金額が増えたため、3月の米国の消費者物価は予想以上に上昇し、金融市場では連邦準備理事会(FRB)が利下げを9月まで延期するとの予想が広がった(REUTERS)。
- 食品とエネルギーコストを除いた、いわゆるコア消費者物価指数は2月から0.4%上昇した。前年比は変わらずの3.8%で、下落予想に反した(Bloomberg)。
- FRBの議事録から、ディスインフレに対する「自信」は最近のデータによって裏付けられていないことが明らかになった(REUTERS)。
- FRBは、毎月の資産流出ペースを約半分削減することを支持。議事録は、大多数がQTを「かなり近いうちに」遅らせることを示している。「ほぼ全員」の当局者が今年の利下げは適切だとみている(Bloomberg)。
- トレーダーらがインフレをヘッジする中、パウエル氏の軟着陸の夢が危うくなる(Bloomberg)。
- インフレ進行が停滞する中、FRBは利下げの「ソフトデッドライン」に直面(Bloomberg)。
- インフレ深刻化でFRBとバイデン陣営が混乱(Bloomberg)。
- バイデン大統領は、高インフレにもかかわらずFRBは年末までに利下げすると予測。水曜日のデータはバイデン氏の再選に新たな打撃を与えた(Bloomberg)。
- 米国のインフレ率が予想を上回ったことを受け、トレーダーらは欧州中央銀行の利下げへの賭けをやめ、市場は木曜日のECBラガルド総裁の発言に注目を集めている(Bloomberg)。
決算発表結果(Investing.comが選んだ重要度高の銘柄)
該当銘柄はありません
主な経済ニュース
- FRBの調査でクレジットカード延滞率は過去最悪に。カード残高の約 3.5% が少なくとも 30 日以上期限を過ぎていた(Bloomberg)。
- 米国のインフレ率が3月に予想を上回って上昇し、予想されていた初回利上げの時期が延期されたことを受け、水曜日のドルは対円で全面的に上昇し、1990年半ば以来34年ぶりの高値まで上昇した。 市場参加者は、日本当局による円高誘導介入の兆候に警戒(REUTERS)。
- ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントは、テクノロジー関連の利益を取り、他のところに投資する時期が来たと語る。資産運用会社はエネルギーと日本株をオーバーウエートとしている(Bloomberg)。
- 1兆ドルのAIラリーの後、メタはマグニフィセント・セブンに割引価格で取引される。人工知能は利益の最大の原動力であり、投資家が株価にとって将来最大の追い風となると見込んでいる。 Meta は、広告のターゲティングを改善し、大規模なユーザー ベースにコンテンツを推奨するために AI に多額の投資を行っており、投資家はこれが大きな成果を上げると見込んでいます(Bloomberg)。
- 株式ヘッジファンドは技術力の向上にもかかわらずベンチマークを上回ることができない(Bloomberg)。
- OpenAI の Altman 氏、中東訪問で世界的な AI 連合を提案(Bloomberg)。
- 競合他社がEVの需要低迷に苦戦する中、BMW製EVの販売が急増。全体の売上高は欧米で増加、中華人民共和国では減少(Bloomberg)。
- 豪華客船カーニバルのマイアミ本社が売りに出され、フロリダの不動産が高騰(Bloomberg)。
- アップルのインドiPhone生産高が中華人民共和国生産からのシフトで140億ドルに到達。
現在、iPhone の約 7 台に 1 台がインドで組み立てられており、中華人民共和国からのシフトが加速していることを示唆(Bloomberg)。 - ニュージャージー州のApple Store、労働組合の結成を申請(Bloomberg)。
- アマゾンは今後、開発者にアレクサ用アプリケーションの開発料を支払うことをやめ、音声起動デジタルアシスタント向けの繁盛するアプリストアを構築するという同社の取り組みの重要な要素を廃棄(Bloomberg)。
主要指数の動き
- 原油先物価格が再上昇して$86.22(△1.16%)に
- 10年債利回りは4.560%(△4.44%)まで跳ね上がりました。
- 米CPI発表を受けて、ドル円は153円台まで下落して取引継続中。
- 金先物価格は▼0.51%、銀先物価格は±0%(Bloomberg)。
- ビットコインは△1.32%と反発して取引継続中
自分の米ドル建ポートフォリオ ▼0.99%
下げの予想はしていましたので、この程度で済みましたので胸をなでおろしております。
経済指標発表予定
生産者物価指数と失業保険件数に注目が集まると考えられます。
決算発表予定(Investing.comが選んだ重要度高の銘柄)
おわりに
日米首脳会談で合意された主な事項の中に、半導体の研究開発、防衛装備品の共同生産、宇宙開発で協力などの事項があります。Microsoft社が日本に投資をする方針もあり、今後さらに日本において「電力の安定供給」が必要となり、電気の大量消費が見込まれそうですが「高い電気代」がさらに問題化していくのではないかと懸念しています。4月の電気代からは「再エネ賦課金」によりさらに値上がりしますし、太陽光パネルや風力発電所がさらに増えていくでしょうが、天気任せと風任せで「安定供給」できるのか私は疑問視しています。また、太陽光パネルや大型風車の建設が本当に自然に優しいのか疑問視しています。電気は貯めることが困難で、電池には高いコストがかかるので、発電量=使用量となるようコントロールすることが求められます。天気と風任せにしていく政策を、国民から再エネ賦課金を徴収してまで進めていくエネルギー政策は見直すべきではないかと思っております。
今日は巳の日と大安が重なる金運吉日です。金運上昇アクションを心がけて、今日も一日明るく元気に笑顔で過ごしましょう。
おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とRusell2000チャート: finviz
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
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- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ