S&P500 ヒートマップ(高解像度)
主要3指数とRussell2000(中小企業指標)
米国株は、投資家が予想通りのインフレ指標を消化し、大統領選討論会後の政治的不確実性を考慮したため、序盤の上昇が失速し、金曜日は下落して引けました(REUTERS)。ジョー・バイデン氏とドナルド・トランプ氏の討論会の余波で、トレーダーらはポジションを調整。バイデン氏の不安定なパフォーマンスは、トランプ氏がホワイトハウスで2期目を確保する可能性についてのセンチメントを高める結果に(Bloomberg)
セクター別騰落率
1%を超える上昇のセクターは無く、通信サービス(Communication Services)が最も下落、公益事業(Utilities)と一般消費材(Consumer Cyclical)も1%を超える下落となりました。
経済指標発表 結果
- 米国のインフレは5月に鈍化し、FRBの年内に利下げを開始する期待が高まる。サービス価格の小幅上昇が6カ月ぶりの大幅な商品価格の低下で相殺され、先月の消費者支出もわずかに増加したことも示された。米中央銀行が景気後退や失業率の急上昇を招くことなくインフレが沈静化する、待望の経済「ソフトランディング」を実現できるとの楽観論が高まっている(REUTERS)。
- FRB当局者は、インフレが鈍化していることを示唆するデータに期待が高まるも、道のりは険しい(REUTERS)。
- FRBが好むインフレ指標が鈍化し、利下げの根拠となる(Bloomberg)
- サンフランシスコ連銀のデイリー総裁は、最新データは金融政策が機能していることを示していると発言(Bloomberg)
決算発表結果(Investing.comが選んだ重要度高の銘柄)
該当銘柄はありません
主な経済ニュース
- バイデン大統領の悲惨な討論会は候補者としての疑念を加速させる。疲れ果てた大統領は、81年間の人生を毎日振り返っていた。有権者にあと4年の任期に耐えられる体力があることを証明するのではなく、起こりうるすべての悪いことが起こった(Bloomberg)
- バイデン氏、2024年も出馬継続を表明、撤退要求を否定(Bloomberg)
- 大統領候補者討論会の余波で民間刑務所株や石油株が上昇、再生可能エネルギーは遅れ(Bloomberg)
- 2024年の市場優遇措置で経済の亀裂が露呈。借入コストの高騰で、現金豊富な企業が弱い企業を圧倒(Bloomberg)。
- ブローカー各社、景気楽観論からS&P500種株価指数の目標値を引き上げ(Investing.com)。
- 2024年これまで半年間の上場投資信託ETFは、エヌビディア、暗号通貨ブームで4000億ドルの熱狂(Bloomberg)
- 米国株式オプションにおける個人トレーダーの規模はかつてないほど拡大している(Bloomberg)
- 米大手銀行、FRBのストレステストを受けて配当を増額(Bloomberg)
- ウォール街の最高規制当局は最高裁判決を受けてさらに悪化する戦いに直面(REUTERS)。
- ウォーレン・バフェット、記録的な53億ドルのバークシャー株を慈善団体に寄付(REUTERS)。
- トランプメディアの株価は、バイデン氏の討論会での不安定なパフォーマンスを受けて当初上昇した後、下落(REUTERS)。
- ナイキが低価格スニーカーを世界展開(Investing.com)。株価終値は▼19.98%と大幅な下落。
- ナイキの売上警告を受け、モルガン・スタンレー、JPモルガンなどが株式購入の呼びかけを一時停止。JPモルガン、モルガン・スタンレーなど証券会社が株式格付けを引き下げ(Bloomberg)
- ナイキのジョン・ドナホー最高経営責任者(CEO)率いる経営陣は、長期にわたる売上不振により1980年の上場以来最大の株価暴落を引き起こし、ウォール街からの批判の高まりに直面(Bloomberg)。
- 電気自動車メーカー、テスラの株価が続いてきたまれな平穏な時期は終わりを迎えようとしている。投資家らは、今後6週間に3つの重要な出来事が起き、この電気自動車メーカーの株価につきものの激しい変動が再び起こる可能性に備えている(Bloomberg)。
- アップルの中華人民共和国でのiPhone出荷、大幅な値下げで4月に50%、5月に40%増加(Bloomberg)。
- トヨタ、上海に完全所有のレクサス工場建設を計画か(Bloomberg)。
- 円が38年ぶり安値に、日本が新たな外為外交官を任命。神田氏は退任して三村氏へ(REUTERS)。※日本語版記事は時事ドットコム
主要指数の動き
- 原油先物価格は反落して$81.54。米国の燃料需要の弱さと利益確定の動き(REUTERS)。
- 10年債利回りは4.343%に上昇。
- ドル円は円安トレンドで161円手前で取引継続中
- VIX(恐怖)指数は12.44まで上昇
- 金先物価格はやや下落、銀先物価格はやや上昇とまちまち
- ビットコインは$60,000近くまで下落
自分の米ドル建ポートフォリオ ▼0.42%
今週の動き
今週は銘柄によってまちまちな動きでした。セクター別ではエネルギー(Energy)が上昇し、通信サービス(Communication Services)も堅調でした。
経済指標発表予定
決算発表予定(Investing.comが選んだ重要度高の銘柄)
該当銘柄はありません
おわりに
2日間ブログをお休みさせていただき、遠方の介護施設に入所している義母様との直接面会を家内とともに行ってまいりました。コロナ禍からTV会議面会に限定されていましたが、よくやく直接お会いすることができました。24時間体制で介護していただいている職員の方々には頭が下がる思いです。大変感謝しています。
2024年もあと2日で半分が終わります。私が米国株投資を始めてから、このように順調な半年間を過ごしたのは初めてではないかと思います。自分はすでに高齢者の仲間入りをしていますので、調子に乗って株式に過剰投資をしないように、今週米国債券にリバランスをしました。その後にまたVOOとQQQが上昇しましたが、タイ焼きの頭と尻尾はくれてやれと言い聞かせております。AGGは過去に株価が低迷していても債券は逆に上昇し、さらに毎月分配金が出ていました。この半年間は魅力に欠けていましたが、FRBの利下げで魅力が増えることを期待しています。
それでは良い週末を明るく元気に笑顔で過ごして、7月を迎えましょう。
おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とRusell2000チャート: finviz
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
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- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ