S&P500 ヒートマップ(高解像度)
主要3指数とRussell2000(中小企業指標)
420億ドルの10年国債売却が低調だったため株価が急落しました。17の優良企業が2024年最大規模の318億ドルの債券を発行したものの、投資適格債の発行額が今年最高額となったため、国債も圧力にさらされました。また、日銀副総裁のハト派的な発言で日本の利上げ観測が弱まり、円は下落しました。国債売却が低調だったことを受けて米国株が急落したことは、歴史的なボラティリティを経た世界金融市場の脆弱性を浮き彫りにしました(Bloomberg)。
セクター別騰落率
エネルギー(Energy)と公益事業(Utilities)は続伸しましたが、素材(Basic Materials)が大きな下落、ヘルスケア(Healthcare)、一般消費材(Consumer Cyclical)、先端技術(Technology)が1%を超える反落でした。
経済指標発表 結果
- 米30年住宅ローン金利、雇用統計の弱さとFRBの利下げシグナルで低下(REUTERS)。
- 米国の住宅ローン金利は2年ぶりの大幅な下落で6.55%に(Bloomberg)。
- 10年国債入札が弱く、企業からの供給が多すぎるため利回りが上昇(REUTERS)。
- JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は、財政赤字や「世界の再軍備」などのリスクを挙げ、インフレが連邦準備制度理事会(FRB)の目標である2%に戻るかどうか懐疑的だと述べた(Bloomberg)。
主な決算発表結果
- ディズニーパークの減速がストリーミングの利益を相殺(Bloomberg)。
主な経済ニュース
- スティーブン・ムニューシン前財務長官が、自らが4年前から発行した20年国債を廃止すべき時だと発言(Bloomberg)。
- 米国の消費者のクレジットカード借入は予想より低い増加(Bloomberg)。
- 経済見通しの変動で地方債はほぼ1年ぶりの大暴落(Bloomberg)。
- シカゴ、市場の不安定さにより6億4300万ドルの債券取引を延期(Bloomberg)。
- 株価暴落後の大きなボラティリティでトレーダーは数十億ドルを失う(REUTERS)。
- 今週の市場急落でトレーダーはゼロデイオプションを拒絶(REUTERS)。
- 米国の社債発行は一時の減少後急増(REUTERS)。
- 財務省のゼロクーポン債発行、利回り低下で新記録を樹立(Bloomberg)。
- 日銀が利上げの可能性を低く見積もったことで円が下落し、市場は落ち着きを取り戻した(REUTERS)。
- ディズニーはコムキャストのHulu株にさらに50億ドルを支払う必要があるかもしれない(REUTERS)。
- ディズニー、ほとんどのストリーミングプランの価格を値上げ(WSJ)
- インテル、証券詐欺を主張する株主から訴訟を受ける(REUTERS)。
- チップ大手インテルがOpenAIを無視し、時代遅れになった経緯(REUTERS)。
- アマゾンプライムビデオがハリウッド進出を計画(REUTERS)。
- ナイキ、夏季オリンピックでウェブサイト訪問数と売上が急増(REUTERS)。
- ワーナー・ブラザーズ・ディスカバリー、手数料やスポーツ放映権の更新をめぐる不確実性からテレビ資産を91億ドル減損(REUTERS)(Bloomberg)。
- トップゴルフ キャロウェイ、ゴルフ練習場チェーンの分社化を検討へ(Bloomberg)。
- リビアンの電気SUVが見た目と同じくらいスムーズに走れたら(Bloomberg)。
- 肥満症薬の売上高が予想下回り、デンマークの製薬会社ノボ・ノルディスクの株価が一時、2年ぶりの大幅安(Bloomberg)。
- NASA、スターライナー宇宙飛行士が来年スペースXで帰還できると発表(WSJ)
- 米国の減速が中華人民共和国の輸出主導型回復の道を危うくしている。消費者支出の減少で中華人民共和国にとって貿易見通しの悪化がリスクで、7月の輸出成長はドルベースで予想外に鈍化(Bloomberg)。
- ウクライナ軍、ロシアに越境攻撃-2022年の侵攻後で最大規模(Bloomberg)。
主要指数の動き
- 原油先物価格が$75.37まで急騰。
- 10年債利回りは3.968%まで上昇。
- ドル円は2円を超える円安で146円台後半で取引継続中。
- VIX(恐怖)指数は市場後半に上昇して引け時は27.85。
- 金先物価格と銀先物価格はともに下落。
- ビットコインは一旦反発したものの下落へ。
自分の米ドル建ポートフォリオ ▼0.55%
AGGの分配金が昨日振り込まれたので、その資金でAGGと外貨建MMFを買い増ししました。
経済指標発表予定
失業者が増えた前回の雇用統計、失業保険申請件数の動きが気になるところです。
主な決算発表予定
おわりに
充電中ではないメルセデスベンツEQE電気自動車(中華人民共和国製バッテリー)から発火、ほんの数秒で地下駐車場が炎に包まれる事故が韓国で発生しました(WSJ)。商船三井は、2022年にポルトガル沖で発生した自動車運搬船の火災はポルシェの電池が原因として、損害賠償訴訟(日本経済新聞)をしています。自分の車はEVではありませんが、ハイブリッド車なので容量は小さいもののリチウムイオン電池が積まれています。中華人民共和国では、電動アシスト自転車用のバッテリーを持ってエレベーターに乗られた方が火だるまになった事故(動画閲覧注意)も衝撃的です。一日も早いバッテリーの安全性向上が必須だと思います。
それでは今日も一日、明るく元気に笑顔で過ごしましょう。
おことわり
このブログには広告が挿入されています。この広告はGoogle社が読者の好みに応じて選んで提供しているものです。興味がございましたらクリックしていただければ幸いです。投資に関する広告が表示されても、私が推奨しているものでございませんことをご理解ください。
図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とRusell2000チャート: finviz
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
- 主要指数の動き : Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ