FRBは予想通り0.75%の利上げを決定しました。その報道が流れた途端(3:00JST)に株価が下がりましたが1%までは届かずに踏み止まり、パウエル議長報告が始まったら上昇に転じていきましたが、勢いはなく、記者会見終了後には再び大きな下落に転じました。引けになっても下げの勢いが止まっていないですし、Nasdaqはポストマーケットでも下げ止まっていないようです。
セクター別騰落率では生活必需品だけがわずかに上昇でした。他は御覧の通りです。
原油先物は$83.21/バレル(▼0.87%)、10年債利回りは3.51%(▼1.71%)と下げて終わりました。貴金属の銀が19.65(△2.41%)が大きく伸びていました。
USD/JPYは政策金利発表後に急上昇しましたがすぐに下がり、今は144円(△0.217%)で推移しております。EUR/USDは0.9845(▼1.24%)、GBP/USDは1.1277(▼0.886%)とドル高がグンと伸びました。
自分のポートフォリオは全銘柄マイナスで、総合で▼1.48%でした。ウォッチングしている債券ETFのAGGとTIPが珍しくプラスになっているのは少し驚きです。
政策金利は予想通り0.75%で胸をなでおろしています。個人的には今回の政策金利を1%とする可能性も視野に入れた暴落に備え、逆指値を入れて3:00から起きて見守っていましたが、損切りにならなくてよかったです。パウエル議長報告の内容や言葉の裏までを十分に吟味した投資家による売買はこれからなので、明日以降にも大きな動きがある可能性があることにも注意したいです。
米国の物価上昇を抑えることを優先しているので、株価が犠牲になるのはやむを得ないですね。高金利状態が長引きそうですけど、その期間はおそらく長くて数年。早ければ1年半。15年以上を目標にする長期積立投資期間よりも短いので、一喜一憂しないのが良いと思います。
今日は寅の日、金運上昇する行動が吉です。明るく元気に過ごしましょう。