茨城県稲敷市にある大杉神社は、奈良時代、勝道上人が三輪明神を勧請されて以来、疫病退散と厄除・八方除・星除・空亡(天中殺・大殺界)除の神様と知られ、江戸時代には疱瘡(天然痘)除け、明治時代には虎狼狸(コレラ)除け、大正時代には西班牙感冒(スペイン風邪)除けの神様として、多くの人々が疫病退散のお守りとしてあがめられ、江戸時代には飛脚や廻船、明治以降は郵便にて御神札やお守りが全国に届けられたそうです。また、荘厳かつ美麗な拝殿・ご本殿の建築と彩色あでやかな彫刻群から、別名「茨城の日光東照宮」とも呼ばれているそうです。
こちらが拝殿になります。左右にある厄年、八方除、星除年まわり表が目立ちます。
拝殿奥にああるご本殿と、その周囲の塀です。見事な彫刻には目を見張ります。
お手洗いも豪華絢爛です。男子小用もすべて個室となっています。私がお詣りさせていただいた神社のお手洗いの中で、一番豪華なつくりです。お手洗いには烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)がおられますが、ここのお手洗いには多くの神様がおられるようです。
境内には、金運・財運に御利益がある大国神社・稲荷神社、学問の神様である菅原道真公をまるつ天満宮、子宝・安産を願う相生神社、そして勝負必勝を願う勝馬神社など、多くの境内社があります。
こちらが男女和合のシンボルが祀られている相生神社です。
こちらが勝馬神社。多くの競馬関係者と競馬ファンが参拝することで、その知名度は大杉神社に勝るとも劣らないと言われています。
駐車場側から直接勝馬神社への参道の鳥居には「最勝」と記されています。投資の世界でも、ここが勝負時というタイミングがありますので、今までにいただいたご利益に感謝とお礼をさせていただきました。