日御碕灯台の近くにある朱塗りの日御碕神社にお詣りしてきました。島根半島の西端に位置する日御碕神社は、『出雲国風土記』に「美佐伎社」と記される歴史ある神社です。神社は下の宮「日沉宮(ひしずみのみや)」と上の宮「神の宮」の上下二社からなり、両本社を総称して「日御碕神社」と呼ばれます。階段を上がって上にあるのが神の宮です。
天照大神が祀られるのが下の宮です。写真を撮り忘れたのでHPからの転載です。
現在の本殿は江戸幕府3代将軍徳川家光の命により、当時の松江藩主であった京極忠高が1634年(寛永11年)に着手し、1644年に松平直政が完成させました。壁や木の切り口は白色、柱や横木が丹塗(にぬ)りされた社殿は、華やかな桃山時代の面影を残し、上下の二社どちらも拝殿と本殿が続く権現造りです。境内の石造建造物とともに、貴重な神社建築として国の重要文化財に指定されています。