例年は松の内に初詣をするのですが、今年は諸般の事情により今日17日に初詣となりました。お正月用に設けられた大きな大きなお賽銭箱は設置されたままでしたが、参拝者は大変少なく、お詣りされる方の行列はありませんでした。
拝殿に向かって左手には、1本の杉が三又に分かれた「三本杉」があり、強力なエネルギーを放っているとされています。源頼義(平安時代中期の武士)がご参拝されたとき、「三つの願いが成就するならこの杉が三岐に別れん」と祈願したところ、三又に分かれたと伝えられています。このことから、心願成就の御利益があるそうです。
大阪湾にマッコウクジラが現れたり、東京湾羽田空港付近にトドが発見されたことから、大地震の前兆ではないかと言う方も出てまいりました。真偽のほどはわかりませんが、大鯰(オオナマズ)を抑えるため、地中深く石棒を差し込み、その頭尾を刺し通したという言い伝えがある「要石(かなめいし)」にも平穏無事をお願いしてまいりました。
香取神宮のご本殿・拝殿では神様に感謝をして、お願い事をしてはならないので、お願い事をするために奥宮にも参拝いたしました。
香取神宮は人生の総合的な開運力があり、千葉県最強のパワースポットで「意を決す場所」ともいわれています。さらに、全国約400社の「香取神社」の総本社で、明治以前に「神宮」の称号を与えられていたのは伊勢、香取、鹿島のみという屈指の名社です。ご祭神には、日本神話最強の武神「経津主神(ふつぬしのかみ)」を祀り、勝運、仕事運、道開きなどに御利益があるとされています。遠方からも、人生の転換期を迎えた多くの方が訪れる人気の神社です。
2023年(令和5年)も実りある一年になりますように。