旅行計画にあたって
9年前に勤続30年の長期休暇で北海道にドライブ旅行したときの反省を踏まえ、旅行計画を立てました。9年前の反省点は以下の通りです。
- 9年前は仕事の関係で8月末から9月上旬の休暇取得だったので、富良野のラベンダー季節が終わっていた。今回はラベンダーの最盛期を狙う。
- 最東端の納沙布岬は踏破できたものの、休暇日数が不足して最北端の宗谷岬に行けなかったので、最東端をあきらめても最北端を目指す。
- 美瑛の青い池と白ひげの滝を失念していたので、今回はぜひ訪問したい。
- 往路は大間ー函館航路から北海道入りした。乗船時間は短いものの昼行便だけなので、八戸のホテルに前泊した。八戸から夜行フェリーを利用すれば、旅程日数削減につながる。
- 白い恋人パークに出かけた際、私が注文したホットチョコレートを家内が一口飲みたいと言ったもののすでに飲み終わっていた。ホットチョコレートにリベンジする。
- 積丹半島の神威岬では、往復1時間かかる起伏の激しい散策路を踏破すると、その後の運転に支障が出る可能性があるので引き返した。今度は運転補助機能があり運転疲れが少ない車なのでリベンジしたい。
- 宿泊先を大型観光ホテルを選んでしまった。大浴場や部屋の設備は優れているが、文化が異なる外国からの宿泊客が多かったので、落ち着けなかった。今度は小さな規模の宿でゆっくりしたい。
- 帰路は苫小牧から大洗までフェリーを利用した。遠く南の方に台風がいたため、欠航はしなかったものの波は穏やかとはいえなかった。旅行計画時には台風を想定できないので、日本海航路を選んでおく。
これらのほか、以下のことに配慮して計画を立案しました。
- 軽油を扱っている適正価格のガソリンスタンドを選び、給油計画を盛り込んでおく。
- 運転時間が2時間を超えないように、トイレがある休憩場所を盛り込んでおく。
7月23日(日)自宅から八戸-苫小牧フェリーまで
早朝5:30に自宅を出発し、牛久・阿見ICから圏央道、つくばJCで常磐道に入り、仙台から三陸道を通って八戸を目指しました。途中、トイレ休憩した「道の駅たろう」で売っていたホヤの値段にびっくりしました。
三陸・久慈市の「つりがね洞」に立ち寄りました。山と海が接近して道路が狭く、すれ違いが大変なところです。
「道の駅 くじ」には大きな立派な山車が展示してありました。
三陸鉄道とJR東日本の久慈駅も見てまいりました。
八戸市内にある「櫛引八幡宮」にお詣りしました。
夕食は、八戸の魚市場に隣接する「八食センター」にある「いちば亭」に行きました。観光客向けのお値段ですけど、美味しかったです。
そして、宿泊と北海道上陸に利用したのが「シルバーフェリー」の夜行便シルバーエイトです。
22:00八戸出港、翌6:00苫小牧着と、夜中の8時間ほとんど寝るだけだと思い、最も安価な雑魚寝の2等大部屋でもいいかと思いましたが、プライベートが保てる個室になっている2等寝台を選びました。窓がないのは承知していたものの、広さが3畳間程度しかありません。夫婦二人で使うには机と椅子が荷物置き場と化し、着替えるスペースも一人分しかないので、次回に向けた反省点です。
朝食は船内のオートレストランを利用しました。冷凍食品の自動販売機から選んで購入、備え付けの電子レンジで温めるというものです。ボリュームは少なめでした。今回は、駐車場の混雑が予想される富良野のファーム富田に少しでも早く到着したいと思い、早朝4:30に起床して船内レストランを使いましたが、急がない場合は、近くのコンビニエンスストアを利用する方が選択肢が広がったかもしれません。セイコマートやローソンが苫小牧フェリーターミナルの近くにあるようです。