プラスで開始したもののすぐに下落に転じてしまい、3指数とも大きく下落、Dow30は400ポイントを超えて下落して3万ドルを割ってしまいました。ミシガン大学消費者マインド指数の速報値では、1年先のインフレ期待が7カ月ぶりに上昇したほか、5-10年先のインフレ期待も小幅ながら上昇した。インフレ期待の抑制を目指す米金融当局にとって憂慮すべき展開となる可能性がある。サンフランシスコ連銀のデーリー総裁が、金利を4.5-5%に引き上げ、しばらく維持と見込むと発言、FRBのクック理事は、現行の利上げ継続が必要である公算が大きく、インフレ抑制をやり遂げるまで利上げを続けることになると発言しています。
木曜日のCPI発表後の予期せぬ大幅上昇は、過度のショートポジションだったとの可能性が高そうです。昨夜の下落は前日の大幅上昇の調整と、大手銀行が不良債権に備えて利益が減少したのが原因とみられています。米国最大の銀行は、まだ景気後退の兆候はないものの、今後の景気後退に不安を感じているためのようです。JPモルガンのCEOのジェイミー・ダイモンが潜在的な経済ハリケーンと呼んだものに対する防御を構築したため、利益は17%減少しました。でも、そんな備えが投資家に好感を与えたのか、大手銀行の株価はUSB(U.S.Bancorp)△3.27%、WFC(ウェルズファーゴ銀行)△2.03%、JPM(JPモルガン)△1.84%と上昇しました。また、DAL(デルタ航空)が第4四半期の見通しに好感が持たれて△2.21%上昇しました。
下落の牽引役になったMATANAの株価は、6社とも大幅下落でした。
- M(マイクロソフト)▼2.45%
- A(アップル)▼3.30%
- T(テスラ)▼7.60%
- A(アルファベット/グーグル)▼2.61%
- N(エヌ・ビディア)▼6.25%
- A(アマゾン)▼5.14%
原油先物は$85.74(▼3.78%)、10年債利回りは4.01%(△1.47%)と4%の大台にのりました。ドル円は148円後半で推移、日銀介入もなく円安基調が続いています。
週末なので1週間のマップも示しておきますね。
自分のポートフォリオはもちろん下落で▼1.66%となりました。再下落に備えてVOOだけ$320で指値したつもりが、誤って$330と打鍵していたようで、朝起きて約定していないはずなのに約定してました。これは失敗です。
来週月曜日の経済指標発表は以下の通り、高い重要性のものはありません。
さて、米国株価が乱高下した波乱の1週間でしたが週末を迎えました。16日(日)は大安と寅の日が重なっています。寅の日とは、お金に関して縁起がよく、金運につながる日と言われています。 寅の日には、財布や宝くじを購入したり、旅に出たり、事業を立ち上げたりすることが適していると言われています。週末も明るく元気に過ごしましょう。