一日前の閉場後に公表されたGOOGL(アルファベット)の決算が悪く、MSFT(マイクロソフト)も過去5年間で最も弱い四半期収益の伸びを記録したと公表したことで、アフターマーケットで大きく値を下げていました。Youtubeが初めてデジタル広告収益が減少したようです。先物市場でもその流れを受けてNasdaqは大きく下げて始まりましたが、TMO(サーモ・フィッシャー・サイエンティフィック)、BMY(ブリストル・マイヤーズ)、ADP(オートマチック・データ・プロセッシング)が予想を上回る決算発表をしたために上昇しました。しかしながらBA(ボーイング)はESP(1株当たり利益)がマイナスになる悪い決算発表となりました。引け後に公表されたMETA(メタ・プラットフォーム)は売上(27.71B)は予想(27.57B)を上回ったものの、EPSは1.64(予想1.93)と下回りまして、$129.82(▼5.59%)で引けましたが、アフターマーケットではさらに大きく下落中(現在は$115前後)です。まだ決算発表をしていない(10/27予定)のAAPL(アップル)▼1.96%、AMZN(アマゾン)▼4.10%となり、決算発表は今夜10/27なのですが下げてしまいました。(※Bはビリオン)
新築住宅販売戸数は予想を上回ってしまい、前月比は▼10.9%と下がったものの市場予想(▼13.9%)ほどは下がっていませんでした。原油在庫量は市場予想の2倍以上あると発表されました。それでも原油先物は$88.12(△3.28%)と上昇しました。10年債利回りは4.015%(▼2.26%)と下がりました。ドル円は146円台前半まで円高になり推移しています。
自分のポートフォリオは全体で△0.50%となり、主要3指数やRussell2000(△0.46%)よりも上昇しました。一日前に200日移動平均が上昇に転じたIBB(バイオテクノロジーETF)が△1.58%とさらに伸び、VHT(ヘルスケアETF)が△1.20%と伸びて200日移動曲線が上昇に転じました。GOOGLとMSFTの動きがあったので、昨夜はVOOに指値を入れて床に就きましたが、下がり方が鈍くて刺さらず、取引な無しの夜でした。今夜もAAPLとAMZNの決算発表があるので、指値を入れたままにしようと思っています。
今夜は、コア耐久財受注とGDP、失業保険件数という重要度が高い経済指標発表があります。11月3日夜のFOMCに影響を与える数字が発表される可能性を否定できません。また、AAPLとAMZNは引け後の決算発表になりますが、MA(マスターカード)、MRK(メルク・アンド・カンパニー)、SHEL(Shell ADR)、MCD(マクドナルド)、CMCSA(コムキャスト)の決算内容は市場の動きに影響を与えると思われます。
今日も一日、明るく元気に過ごしましょう。