主要3指数はそろって下がりました。セクター別騰落率は以下の通りです。Utilities(公共事業)、ヘルスケアが買われ、エネルギー、工業、一般消費財、金融、素材が売られました。
5/31に公表された経済指標は以下の通りです。4月のJOLT求職数が予想の940万人を上回り、1010万人以上に増加したと発表されたことで、早ければ6月に再度利上げされる懸念が広がり株価は下がってしまいました。堅調な雇用の伸びという経済的に良いニュースが株価を下げてしまった現象です。
債務上限問題は5/31 20:30(日本時間では6/1 9:30)に下院で採決されます。共和党の強硬反対派議員は数の不足で可決される見通しで、早ければ6/1に上院に送付されるようです。民主党が過半数を占める上院では可決される見通しですが、政府の資金が枯渇するとされる6/5までには法案が議会を通過するようです。
NVDA(エヌビディア)が▼5.68%、AMD(アドバンストマイクロ)が▼5.64%、MU(マイクロン)が▼4.87%と売られましたが、3銘柄とも特に悪い報道はなかったことから、高金利政策の懸念と利確による売りがあったものと思われます。逆にINTC(インテル)は△4.83%と広く買われました。
中華人民共和国の5月製造業PMI(購買者担当者指数)が48.8と前回4月の49.2より下がり、昨年12月以来の低水準となっていました。中華人民共和国の景気懸念が拡大したことにより、中国株は売られ、世界経済に悪化されるとして欧州株にも波及して下落しました。この流れも米国市場に影響が無かったとはいえないと思います。
主な指数は以下の通りです。原油先物は大きく下落、10年債利回りも下がりました。ドル円は139円台前半まで円高になりました。Russell2000は▼1%を超えて下落しました。
自分のポートフォリオは▼0.42%でした。10年債利回りが下がるとAGG(米国総合債券ETF)とTIP(物価連動債)が上がるという教科書通りの動きでした。
月末なので、1か月のまとめです。まずは株価マップを示します。GAFAM(Google, Apple, META, Amazon, Microsoft)、NVDA(エヌビディア)、TSLA(テスラ)、NFLX(ネットフリックス)が株価を大きく伸ばしていました。
セクター別騰落率は以下の通りとなりました。
6/1の経済指標発表予定は以下の通りです。
6/1の引け後にはAVGO(ブロードコム)の決算発表が予定されています。
今日6/1から6/5まで連続5日間、金運上昇の吉日が続きます。皆様にとっても良いことが起こるような予感がしております。
6/1(木) | 寅の日 |
6/2(金) | 一粒万倍日、大安 |
6/3(土) | 一粒万倍日 |
6/4(日) | 天一太郎、巳の日 |
6/5(月) | 天赦日 |