S&P500 ヒートマップ(高解像度)
主要3指数とドル円の動き
- 主要3指数は前日終値とほぼ変わらず、S&P500は横ばい、ダウはややプラス、ナスダックはややマイナスで引けました。
- 地政学的緊張とNVIDIAの今後の業績を投資家が考慮し、株価は下落(REUTERS)。
- ニューヨーク外為市場でドル・円は155円84銭から155円06銭まで下落して引けました。ウクライナとロシアの戦況悪化を警戒したリスク回避の動きが再燃しました。その後、米20年債入札が不調で金利上昇に連れ下げ止まりました(Investing.com)。
セクター別騰落率
ヘルスケアが大きく反発しました。
経済指標発表 結果
- 連邦準備理事会(FRB)理事らはインフレリスクについて相反する見解を表明。ボウマン氏がインフレに関する最近の進展はほとんどないと指摘する一方で、クック氏はディスインフレに自信を見せさらなる利下げを予測した。投資家らは12月の利下げの可能性を55%と見ている(REUTERS)。
- ボストン連銀のコリンズ総裁、さらなる金融緩和が必要と発言、最終目的地は不明。インフレ率は不均一ではあるものの、FRBの目標である2%に戻りつつあるが、雇用のさらなる減速は「望ましくない」と述べた(Bloomberg)。
主な決算発表結果
- エヌビディア、売上高は予想を上回り、利益は予想を上回る結果に(Investing.com)。だが、株価は収益予想が期待外れで下落(Bloomberg)。
- エヌビディア 、Blackwellチップの出荷を2025年後半に開始と予測(Bloomberg)。
- ターゲットの株価は、小売業者がホリデーシーズンの四半期売上が停滞すると予想したことから20%下落(REUTERS)。
- パロアルトネットワークス、売上高は予想を下回り、利益は予想を上回る結果に(Investing.com)。
主な経済ニュース
- Nvidiaの予測はAIスターの最高予測に届かず、目まぐるしいAIによる成長には限界があることを示唆した。同社は水曜日の声明で、第4四半期の売上高は約375億ドルになると述べた。アナリストの平均予想は371億ドルだったが、ブルームバーグがまとめたデータによると、投資家による期待が込められた予想は410億ドルにまで及んでいた(Bloomberg)。
- 投資家は米ドルを上昇させ、連邦準備制度の見通しに注目(REUTERS)。
- ロイターの調査によると、米連邦準備理事会(FRB)は来月利下げを行うが、ドナルド・トランプ次期大統領の政策によるインフレ高進のリスクにより、2025年の利下げ幅はわずか1カ月前の予想よりも小幅となる見通し(REUTERS)。
- ウォルマート、ターゲットの予測がまちまちで、ホリデーショッピングシーズンに不確実性が広がる(REUTERS)。
- ウォルマートが再び年間予測を引き上げ、必需品以外のホリデーショッピングの急増を示唆(REUTERS)。
- インディアナ州の不法移民捜査でタイソン・フーズが尋問を受ける(Bloomberg)。
- 貸し手の内紛でアメリカン・タイヤ・ディストリビューターズ社が破産の危機(Bloomberg)。
- 英国のインフレ率は2.3%に急上昇し、イングランド銀行の段階的な利下げ姿勢を浮き彫りにした(REUTERS)。
- 中華人民共和国の金持ちが株式市場に戻ってくる。中華人民共和国株への投機熱が過熱し、関税の影響を受けず、経済回復の波に乗る可能性が高い市場セグメントに地元資金を投入する価値があると考えた一部の国際ファンドの注目を集めている(REUTERS)。
- インドの第3四半期の成長は祝祭後の景気刺激で回復すると中央銀行が速報で発表(REUTERS)。
- 日本労働組合委員長、石破首相に賃上げ努力強化を要請。日本の労働力の約70%は中小企業に雇用されているので、中小企業支援にさらなる取り組みが必要だと語る(Bloomberg)。
- ヘッジファンドのエフィッシモが日産株で憶測を巻き起こす(Bloomberg)。
地政学的リスク
- ウクライナがロシア領内に、英国製長距離巡航ミサイルATACMSを発射したことを受け、 米国、イタリア、スペイン、ギリシャは攻撃の脅威を理由にキエフ大使館を閉鎖(REUTERS)。
- プーチン大統領のトランプ大統領との会談提案は、すぐに戦闘を終わらせる可能性は低い。あらゆる面で対立が激化し、コメントが衝突している(Bloomberg)。
主な指数の動き
- 原油先物価格は68.95ドルまで反落。
- 10年債利回りは4.406%まで上昇(+0.027%)。
- VIX(恐怖)指数は16-18ポイントで推移。
- 金先物価格は上昇、銀先物価格は下落とまちまち。
- ビットコインが95,000ドル近くまで急騰、過去最高値に(REUTERS)。
自分の米ドル建ポートフォリオ △0.04%
ザラ場ではマイナスでしたが、引け間際でプラ転する動きでした。
経済指標発表予定
主な決算発表予定
おわりに
エヌビディアの決算発表は市場予想を超える十分な好決算でしたが、投資家の過大な期待まで達せず株価が下がってしまいました。でも、アフターマーケットでは1%程度の反落で推移していることから、半導体関連の暴落の心配は無さそうだとホッとしました。ロシアとウクライナの戦争による地政学的リスクの高まりが気になるところです。
それでは今日も一日、明るく元気に笑顔で過ごしましょう。
おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とRusell2000チャート: finviz
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
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- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ