S&P500 ヒートマップ(高解像度)

主要3指数とドル円の動き
- 主要3指数はそろって上昇。ナスダックがウォール街をけん引、ハイテク株が月曜の売りから回復し2%上昇(REU)。
- ドル・円は155円04銭から155円75銭まで上昇し引けた。トランプ大統領が一律関税について、2.5%より「大幅に高く」設定したい考えを示したことを受けたドル買いが続いた。その後、米1月消費者信頼感指数が予想を下回ったため伸び悩んだ。

セクター別騰落率

経済指標発表 結果
- 12月の米国製主要資本財の新規受注は予想以上に増加したが、ボーイングのストライキの影響で、設備投資は第4四半期に鈍化したとみられる(REU)。
- 米国の消費者信頼感は1月にさらに悪化(REU)。
- 連邦準備理事会(FRB)の会合で政策担当者にとって重要な指標の一つは銀行融資の見通し(REU)。
- 米国の住宅価格の伸びは11月に鈍化(REU)。

主な決算発表結果
- RTXの明るい四半期決算は2025年の慎重な予測を上回る(INV)。
- ボーイングは年間118億ドルの損失にもかかわらず航空機の進歩で株価は上昇(REU)。
- スターバックスは業績回復が定着し、既存店売上高の減少は予想より小幅にとどまる(REU)。
※Investing.com(米国版)へのアクセス集中のためか接続できなくなりました。

主な経済ニュース
- トランプ大統領、マイクロソフトがTikTok買収交渉中と発言(FOX)。
- 米国のハイテク株はディープシークの急落による損失をいくらか回復(REU)。
- DeepSeek は AI コストに関する誰もが抱く想定に疑問を投げかける。中華人民共和国の新興企業は、ChatGPTのライバルはChatGPTのほんの一部のコストで提供されており、莫大なAI予算の根拠について疑問を投げかけている(BLO)。
- 株価が反発、エヌビディアのオプションは安値買いを引き付ける(REU)。
- ホワイトハウス、「DeepSeek」が国家安全保障に与える影響を評価中(REU)。
- トランプ大統領とOpenAI CEOがDeepSeek騒動について意見を述べる(FOX)。
- マーク・ザッカーバーグ氏は長年、メタ・プラットフォームズの人工知能ソフトに対するオープンソースのアプローチ(他社が同社の技術にアクセスし、その上に構築できるようにする)を支持しており、新製品の基盤として米国のモデルを持つことが、AI分野で中国に対する米国の優位性を確保する鍵であると主張している(BLO)。
- トランプ大統領、「国を守る」ため一律関税の脅威を新たに表明(BLO)。
- トランプ政権、ホワイトハウスでの初のブリーフィングで不法移民に関する大きな政策変更を示唆(FOX)。
- 2025年にアメリカ人は買い物を減らす、あるいは全く買わないと誓う。人々は過剰消費に疲れており、借金を返済したいと考えている(WSJ)。
- トランプ大統領の命令に背いたとして政府高官数十人が職務を解かれた(FOX)。
- アメリカ製ジェット機「ブーム・スーパーソニック」が歴史的なテスト飛行で音速を超えた(FOX)。
地政学的リスク
- ディープシークAIアプリは「中華人民共和国共産党の次の武器」だと元米軍ソフトウェア将校が警告(FOX)。
- 中華人民共和国は南西部の綿陽市に大規模なレーザー点火核融合研究センターを建設している模様だと、2つの分析機関の専門家が述べている。この開発は核兵器の設計や発電の研究に役立つ可能性がある(REU)。
- パナマ、トランプ政権との初の二国間会談。パナマ運河に対する中華人民共和国の影響に対する米国の懸念を和らげようとしながら、移民と安全保障に関するより緊密な協力を提案している(WSJ)。
主な指数の動き
- 原油先物価格は上昇して終値は74.02ドル
- 10年債利回りは上昇して4.551%(+0.023%)
- VIX(恐怖)指数は16-18ポイントで推移
- 金先物価格と銀先物価格はともに上昇。
- ビットコインは一旦上昇して下落、10.1万ドル付近で取引継続中。

自分の米ドル建ポートフォリオ △0.22%
主要3指数が上昇しましたが、SPYDとVYMはマイナスで、VYMは1%近く下がったのは意外でした。為替を考慮すると、昨日の下落分は完全に回復しました。
経済指標発表予定
注目のFOMC発表が予定されています。

主な決算発表予定
S&P500の上位構成銘柄であるマイクロソフト、メタ、テスラの決算発表が引け後に発表されます。

おわりに
Deepseek登場で半導体銘柄を中心として相場が荒れましたが、昨夜は落ち着きを取り戻して反発してきました。昨日の昼間、「ディープシーク・ショック」と呼ぶのかどうか、アナリストの間でも意見が分かれていましたが、今朝のモーニングサテライト(テレビ東京)では言い切っていました。エヌビディアやブロードコムあたりの個別銘柄はジェットコースターのような動きをしました。以前から、AI銘柄は買われ過ぎと言われていましたので、少しのきっかけが投資家心理を刺激して、激しい値動きになるのでしょう。今夜はFOMCの発表があり、引け後には巨大企業の決算発表があります。発表内容によっては株価や為替に大きな動きがあるかもしれませんが、冷静に対応しましょう。それでは今日も一日、明るく元気に笑顔で過ごしましょう。
おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とドル円: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
- 主要指数の動き : Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ