S&P500 ヒートマップ(高解像度)

主要3指数とドル円の動き
- 主要3指数はそろって下落。S&P500は関税の影響で2月19日の過去最高値から10.1%下落し、米国とその主要貿易相手国間の関税戦争の激化が景気後退への懸念を強める中、広く注目されている指標が調整局面にあることを裏付けた(REU)。
- 【解説】6つのチャートで見るS&P500の調整(REU)。
- ドル・円は148円34銭まで上昇後、147円42銭まで反落して引けた。米長期金利上昇に伴いドル買いが優勢となったのち、米2月生産者物価指数の伸びが予想以上に鈍化したほか、米国の関税策が景気に影響を与えるとの懸念に金利が低下に転じドル売りに転じた。リスク回避の円買いも強まった(INV)。

セクター別騰落率
通信サービス(Communication Services)と般消費材(Consumer Cyclical)が2%を超える大きな下落となりました。

経済指標発表 結果
- 2月の生産者物価指数は7カ月ぶりに横ばいとなった。一方、先週の失業保険申請者数は減少し、米連邦準備理事会(FRB)が来週水曜日に金利を据え置くのに十分な経済安定を示している。しかし、木曜日の労働省の報告書が描き出した平穏は、何千人もの連邦政府職員と請負業者を失業に追い込んだ急激な政府支出削減と、広範な輸入関税に起因する貿易戦争の激化によって、一変する可能性がある(REU)。
- ムニューシン元財務長官、米国の景気後退を軽視、株価下落は「理にかなっている」と発言。投資家に対しドナルド・トランプ大統領の強硬な貿易戦術に過剰反応しないよう助言した。「市場は、特にAI関連の膨大な技術支出によって本当に活性化してきた。だから、これは市場の自然な調整の一部だ」(BLO)。
- 住宅ローン金利は3か月ぶりの低水準を維持(FOX)。

主な決算発表結果

主な経済ニュース
- 民主党が共和党法案に反対、米国の政府閉鎖の可能性高まる。上院民主党は木曜日、イーロン・マスク氏の経費削減策をめぐり共和党との対立を激化させた。米政府閉鎖が土曜日に迫る中、解決の見通しが立っていない(BLO)。
- 連邦予算赤字は会計年度の最初の5か月で過去最高の1.1兆ドルに達する(FOX)。
- 連銀は慣例を破り、2024年の財務結果をまだ報告していない。FRBが財務状況を開示した期間の大半は、利益を上げており、その利益は巨額のものが多い。しかし、2023年に状況は一変した。この独立連邦機関は記録的な損失、つまり声明文で「純利益がマイナス」と表現される状態に陥ったのだ。2023年の損失は過去最高の1143億ドルで、2022年の588億ドルの純利益に次ぐものだった(REU)。
- Apple のエントリーレベルの携帯電話 「iPhone 16e 」は高額な価格が足かせに(BLO)。
- Apple、会話をリアルタイム翻訳できるAirPods機能を計画(BLO)。
- GM のメアリーCEO、関税をめぐる争いの中、トランプ大統領と投資計画について会談。大統領が「600億ドルの投資を望んでいる」と語った。GM側はすぐにはコメントしなかったが、新たな支出がどの期間に発生するかは不明だ。自動車メーカー各社はホワイトハウスに対し、北米の投資計画に大幅な変更を加える前に関税と自動車の排出ガス政策について確実性が必要だと伝えている(REU)。
- シティグループはIT請負業者を削減し、管理を改善するためにスタッフを雇用する予定(REU)。
- 米国の大手玩具メーカーが中華人民共和国からの製造移転計画を加速。すでに製造拠点の40%をインド、ベトナム、インドネシアに移転する措置を講じており、現在の約10~15%から引き上げる(REU)。
- 米国債券価格の下落は、中華人民共和国と日本による米国債売却が大きな要因(FOX)。
- 独メルセデス、テスラに対抗してエントリーレベルの電気セダン(CLA)を発表(BLO)。
- ソフトバンクとOpenAIが日本にAIデータセンターを建設へ(REU)。
- インド株式市場が過去30年で最長の低迷に見舞われ、時価総額が約1兆ドル減少する中、個人投資家への大打撃は消費者支出に打撃を与え、世界第5位の経済大国インド経済の成長をさらに鈍化させる恐れがある(REU)。
- UAE(アラブ首長国連邦)当局、米国にNvidia AIチップのさらなる購入を迫る(BLO)。
- ベトナム、米国との関税回避の合意を追求、高官がトランプ陣営と会うために飛び立つ(BLO)。
地政学的リスク
- プーチン大統領、ウクライナの即時停戦を承認せず(BLO)。
- トランプ大統領、米国は「自由貿易」ではなく「愚かな貿易」をしていると発言。「全世界」が米国を騙していると繰り返し主張。その1時間前、「米国を利用することだけを目的として設立された、世界で最も敵対的で乱暴な課税・関税当局の一つである欧州連合が、ウイスキーに50%というひどい関税を課した」と述べた(FOX)。
- トランプ大統領、貿易戦争激化でヨーロッパ産ワイン・蒸留酒への関税を警告(REU)。
- テスラはトランプの貿易戦争による報復とコストに直面すると警告(BLO)。
主な指数の動き
- 原油先物価格は下落して終値は66.66ドル
- 10年債利回りは低下して4.274%(-0.044%)
- VIX(恐怖)指数は24-26ポイントで推移
- 金先物価格と銀先物価格はともに上昇。
- ビットコインは下落して一時8万ドル割れし、現在は8.0万ドル付近で取引継続中。

自分の米ドル建ポートフォリオ ▼0.37%
ジリ安が続いています。VYM(高配当株ETF)、SPYD(高配当株ETF)、VIG(連続増配株ETF)は今年になってから購入したため、残念ながら含み損ですが、分配金に期待しつつ、我慢しながら保持しようと考えています。

経済指標発表予定

主な決算発表予定
該当銘柄はありません。
おわりに
なかなか米国株の下落基調の終わりが見えない状況が続いています。米国から日本に対しても、LNGをもっと買えとか、自動車に高関税と課すという報道が出ています。「楽しいニッポン」になるのはいつになるのでしょうか。
今夜は満月です。それでは今日も一日、明るく元気に笑顔で過ごしましょう。
おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とドル円: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
- 主要指数の動き : Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ