Labor Day明けの初日は、市場が高値で始まると同時に下落、いったんは安値買い狙いで戻したものの、再び下がり続けて3指数そろったマイナスで終えました。夏休み明けで戻ってきた投資家が、欧州のエネルギー危機が悪化したことと、FRBのタカ派的な姿勢を再確認したことによるものが、原因なのでしょうか。8月のISM非製造業総合指数が予想を上回ったことでFRBの高金利政策を後押しすることや、モルガンスタンレーのウィルソン氏が、夏に株価が上昇して買いの機会だったと主張している市場評論家に対して、だまし上げに過ぎないとの主張をされているのも原因の一つかもしれません。
USD/JPYはあっという間に142.83円/ドルまで安くなっています。昨年の今頃は110円/ドルだったので年率30%ということになります。アメリカは高金利政策をまだまだ続けるようですから、ますます円安になるという見方が濃厚です。また、ユーロやポンドに対してもドル高となっています。
自分のポートフォリオは▼0.50%でS&P500よりも下がっていました。今月は調整と見直しをするつもりで、ICLN(iシェアーズ・グローバル・クリーンエネルギーETF)に注目して指値を入れたのですけど昨夜は上がってしまったので刺さりませんでした。しばらくの間は指値を入れっぱなしにします。債券AGG、TIPSはウォッチリストに掲載していますが、金利上昇局面では厳しい状況ですね。金利が緩和する可能性が低いので購入はしませんが、ウォッチングリストには置いておくことにします。
Labor Day明けはボラティリティが高い相場になると言われていますが、初日の3指数の下げ幅が1%に達しなかったのは逆に驚きました。買い専門の私にとっては期待外れでしたけど。
今夜の経済指標の公表は、21:30(JST)の7月貿易収支の1件です。
今日も明るく元気に過ごしましょう。