下げで始まった市場は小幅な上下を繰り返して、終値はわずかにプラスで終えました。原油が今週大幅に下がった状態にいる(昨夜はわずかに上昇)、失業保険の新規申請が22.2万件と4週連続の減速。イエレン財務長官は、米国経済はコロナ前よりも強固で、物価高対策を最優先するという発言をされています。パウエル議長もこれまでと同じような発言。このことから、今月のFRBの金利上昇は0.75%となりそうな予想が大半を占めているようです。株価が下がらなかったことから、すでに盛り込み済みと思ってよさそうです。来週13日21:30(JST)の消費者物価指数の結果で動かなければいいですね。
欧州中央銀行(ECB)は政策金利を0.75%引き上げ、需要を抑制してインフレ期待を避けるために、今後数回の会合で金利をさらに引き上げると表明。10月と12月の理事会でも利上げが実施されそうです。日本は低金利施策を継続ですから円安はまだまだ続きそうな予感がします。
昨夜のUSD/JPYは144円をはさんだ方向感のない動き、10年債利回りは3.292%(△0.83%)でした。
自分のポートフォリオはトータルで△0.93%となり、主要3指数よりも成績が良かったです。IBB(バイオテクノロジー)が△3.33%、VHT(ヘルスケア)が△1.90%がけん引役でした。狙っていたICLNが指値で刺さらなかったので、成行にしたら市場明けですぐに$22.73で約定。太陽光と風力の銘柄を加わりまして、今後の伸びに期待したいです。
最後になりましたが、英国エリザベス女王が崩御されました。謹んでご冥福をお祈りいたしますが、お亡くなりになる直前までお元気に過ごされていた様子。大往生ではないかと思います。
今日も一日、明るく元気に過ごしましょう。