昨夜の市場はFDX(FedEx)が業績予想を撤回するという事態を受け、市場全体に不安感が蔓延して大幅下落から始まりました。3指数とも終盤には徐々に回復傾向になりましたが、結局のところマイナスの終値となりました。FDX株価の終値は▼21.4%と暴落しました。同社が1978年に上場して以来最大の下落で、1987年のブラックマンデーにおいて▼16%を超えてしまいました。ちなみに日本の空港でFedEXの機体をよく見かけますが、FedEX社の低迷はアジアと欧州に集中しているそうで、米国内ではまだまだ強いようです。後退している世界のマクロ経済を背景に収益が悪化している企業は他にも多く出てきそうで、S&P500の今後の動きに大きく影響が出そうです。
原油先物は$85.31(△0.25%)10年債利回りは3.448%(▼0.0110)と、大きな変化はありませんでした。
USD/JPYは143円台前半でもみ合い。週末を前に円買い戻しが先行していますが、来週のFRB会合と日銀の金融政策会合があることから、結果待ちの様子見ムードのようです。
週末なので、今日まで1週間の株価変動マップです。全体的に下落している中で、TSLA、ABBV、JNJがしっかり緑色になっていることがわかります。
自分のポートフォリオは▼0.58%でした。いつも記事では紹介していませんが、中小企業の株価指標であるRussell2000が▼1.48%と主要三指数よりも下落していたこともあり、VTI(全米株ETF)の下落がVOO(S&P500 ETF)よりも若干下落が大きかったです。
19日(月)は「敬老の日」で休日で三連休です。お休みの方はもちろん、お仕事の方も素敵な週末をお過ごしください。台風情報に注意していただきながら、安全第一に願いあげます。