10月を迎え第4四半期がスタートしましたら、Dow30の上げ幅が一時900ドルを超えるなど、3指数とも3営業日ぶりに大きく反発しました。しかしながら、米利上げペースを占う上で今後発表される経済指標を見極めたい市場関係者は多いこともあり、積極的な買いが見送られているには注意が必要ですね。テスラは四半期出荷台数が予想を下回ったので▼8.62%と大幅な下落してしまいました。Twitter社も▼2.96%と下落、グリーン一色の中、赤が目立っています。
国連機関が、連邦準備制度理事会(FRB)やその他の国の中央銀行に対して、利上げ停止を要請したようです。国連貿易開発会議は、世界経済の見通しに関する年次報告書で、FRB が急速な利上げを続ければ、開発途上国に重大な損害を与えるリスクがあると述べました。同機関は、FRB の主要金利が 1 パーセントポイント上昇すると、その後の 3 年間で、他の豊かな国の経済生産が 0.5% 低下し、貧しい国の経済生産が 0.8% 低下すると見積もっています。調査会社ヤルデニ・リサーチのエド・ヤルデニ社長は、ドルの上昇継続が示唆するように金融市場には既に不安定化の兆しが見られると指摘。米金融当局は11月にあと1回利上げをした後は、今回の引き締めサイクルの終了を検討すべきだとの考えを示したことも報じられています。このようなニュースも株価上昇に影響したのかもしれません。一方で、米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は3日、インフレ鈍化の初期の兆しが存在するものの、基調的な物価圧力は依然高すぎるとし、連邦準備理事会(FRB)はインフレ抑制に向けた取り組みを継続する必要があるという見解を示しました。ウィリアムズ総裁は「インフレは明らかに高すぎる。根強い高インフレは、経済が潜在能力をフルに発揮する能力を損なう」とし、「金融引き締めが需要を減速させ、インフレ圧力は低下し始めているが、われあれの仕事は終わっていない」と語ったそうです。利上げに関しては賛否両論ですね。
10年債利回りは3.6510%(▼4.02%)に下がり、原油先物は$83.21(△4.68%)に上昇、金と銀が上昇して銀が20.77(△9.09%)と大幅に上昇しました。ドル円は一時145円となりましたが、今は144円台で小幅な動きで推移しています。
自分のポートフォリオ全体では△2.43%でした。上昇した日ですから買い物をしません。
今夜も重要度が高い経済指標報告がありますので、動きがあるかもしれませんね。
今日も一日、明るく元気に過ごしましょう。