新しい週の始まりは、3指数そろった急騰で始まりました。これら優良大型株の指数は、特に銀行や航空会社からの一連の企業収益から、経済的な打撃がなく米国経済に有望な見通しであると投資家が判断して、FRBによる金利上昇のペースが緩和される期待によるものと考えられます。とはいえ、今週は多くの企業の決算発表もありますし、FRBはインフレを根絶するまで金利上昇を継続すべきという強硬意見も多いのも事実です。一方で、TSLA(テスラ)は中華人民共和国で値下げした後に株価は急落しました。
中華人民共和国では習近平氏の続投が決まり、新しい指導部はすべて習近平氏に対するイエスマンで固められました。最後の胡錦涛元国家主席の退席の映像が世界中に流れ、独裁政治が進むことによる中華人民共和国経済に対する懸念が高まりを見せています。Eコマースの巨人アリババ、JD.com、インターネットの巨大企業である百度は、14%から17%の間で急落しました。iShares MSCI 中国 ETF は 10% 急落し、過去に例をみない急落でした。
英国は次期首相にストク氏に決まりました。今後はその手腕に期待したいところです。
原油先物は$84.74(▼0.36%)、10年債利回りは4.234%(△0.50%)、ドル円は再び149円台まで戻しています。
自分のポートフォリオは全体で△1.30%でした。VDC(一般消費材ETF)とVHT(ヘルスケアETF)が少し強めに上昇していました。上げ相場でしたので、指値が刺さるわけもなく、取引はありませんでした。引き上げている現金をどうしているのかという質問がありました。私は住信SBIネット銀行の外貨普通預金ではなく、SBI証券の投資信託「外貨建MMF(ブラックロック)」にしています。
今夜(10/25(火))はGOOGL(アルファベット)、V(ビザ)、KO(コカ・コーラ)、NVS(ノバルティスDRC)、TXN(テキサスインスツルメンツ)、GE(ゼネラルエレクトリック)、GM(ゼネラルモーターズ)、TWTR(ツイッター)などの決算発表があります。
10/26(水)はMSFT(マイクロソフト)、META(メタ、旧フェイスブック)、BA(ボーイング)10/27(木)はAAPL(アップル)、AMZN(アマゾン)、MA(マスターカード)、MCD(マクドナルド)など、10/28(金)はXOM(エクソンモービル)、CVX(シェブロン)、ABBV(アッヴィ)などの決算発表が続きます。
今夜の経済指標発表は消費者信頼感指数と新築住宅販売戸数が高い重要性とされています。
ボラティリティが高い市場が続きそうですが、自分の投資方針を信じて一喜一憂することなく「継続は力なり」の精神で行きたいと思っております。それでは、今日も一日、明るく元気に過ごしましょう。