第3四半期の米国GDPは予想△2.4%に対して△2.6%と伸びたことから、好感を持ってDowが上昇しました。失業保険申請件数は予想220Kに対して217Kでしたが前月の214Kよりも増加しており、失業者が増加しました。9月の耐久財コア受注は0.7%減と予想に反していました。
「米国株_投資の部屋」でお世話になっているMETA(旧フェイスブック)の決算でEPSが1.64(予想1.93)と低かったことから▼24.56%と大幅に下がりました。AMZN(アマゾン)はEPSが0.28(予想0.22)と市場予想を上回りましたが、売上が予想を下回ったために▼4.06%と冴えませんでした。逆に、好決算により重機メーカーのCAT(キャタピラー)が△7.71%、MCD(マクドナルド)が△3.31%と上昇し、Dow30はわずかに上昇して5日続伸、Nasdaqが大きく下げ、S&P500はハイテク系に引きずられて下落で終わりました。AAPL(アップル)の終値は$144.80(▼3.05%)でしたが、引け後に決算発表でEPS1.29(予想1.26)、売上90.1B(予想88.76B)と予想を上回っていましたが、アフターマーケットでも冴えない動きをしています。
原油先物は$88.66(△0.85%)、10年債利回りは3.9370%(▼1.94%)と低下、ドル円は146円前半とやや円高となりました。
自分のポートフォリオは全体で▼0.12%でした。QQQ(Nasdaq追随ETF)が▼1.82%と下落したこともありますが、IBB(バイオテクノロジーETF)が▼1.36%となったことが要因です。VOO(S&P500追随ETF)の指値は思ったほど刺さらず、また取引無しでした。
今夜の経済指標発表で高い重要性があるのは、9月コアPCE物価指数、9月中古住宅販売保留です。また、エネルギー系のXOM(エクソンモービル)とCVX(シェブロン)、バイオ医薬品のABBV(アッヴィ)の決算発表があります。
これまでの決算を見てみると、高金利政策によりハイテク系が狙い撃ちされた感じですが、ダウ工業株系がしっかり耐えて予想よりも好決算を出しており、米国経済の力強さを感じています。
それではみなさん、今日も一日、明るく元気に過ごしましょう。