3指数とも反発で始まった市場ですが、10月の雇用統計で非農業部門雇用者数が261千人(予想200千人)、同月失業率3.7%(予想3.6%)が発表されると、FRBによる積極的な金融引締めが継続すると投資家が判断して再び下落局面に。リッチモンド連銀総裁はターミナルレート(高金利政策の最高到達点)は5%を超える必要があると述べました。しかしながら、ベーカーヒューズ社の米国石油掘削リグ稼働数が前回よりも増えたという発表時刻頃から、Dow30は$32,000あたりで反発する上昇基調で引けました。
原油先物は$92.61(△5.04%)、10年債利回りは4.156%(△0.78%)、ドル円は現在146円台まで円高方向に振れています。このほか、金が△3.29%、銀△7.85%、ビットコイン△3.97%と、投資家が株から資金移動させているような価格上昇がみられています。
これは今週1週間の株価動向マップです。昨夜は反発したものの、FRBの記者会見中から始まった大きな下落により、紅葉が目立つ結果となりました。特に、AMZN(アマゾン)は厳しい決算や人件費削減のための新規雇用見合わせにより2割近くも株価が下がってしまいました。
自分のポートフォリオは、全体で△1.29%となりました。保有ETFの銘柄を市場価値順に並べかえました(AGG,TIP,VIXは非保有で表示のみ)ら、VYMとSPYDの高配当ETFが上位にきてVOOを上回ってしまいました。
保有しているETFへの投資額を構成銘柄に分解して市場価値順に並べてみると上位銘柄はこのような感じです。バフェット太郎著『バカでも稼げる高配当投資』に忠実な銘柄構成になっているなと思えてしまいます。株価が低迷している中でもぼちぼちと配当をいただけているので、冷静に買い増し行動ができているのかなと思います。
11月6日(日)にはサマータイムが終わり日本時間との時差が13時間から14時間に増えますので、11月7日(月)からは、米国市場は23:30~6:00(JST)となります。私のブログ更新も、これに伴って1時間ずらさせていただきます。ちなみに、サマータイム制度は今回をもって廃止されることが決まっており、2023年3月12日(日)からは通年サマータイムとなり、日本時間との時差も13時間に固定されます。
日中には汗ばむほどの陽気になるものの、朝晩の冷え込みが強くなってきました。体調を崩さないようにして、明るく元気に過ごしましょう。