今夜は消費者物価指数CPIの発表ですが、それに先立って株式市場全体が下落しました。META(旧フェイスブック)△5.08%が目立って上昇しているのは、昨日に新規採用を見合わせる発表に続き、多くの従業員(1.1万人規模)のリストラを発表したことによるものと思われます。
気になる中間選挙はまだ最終結果は出ておらず、決着はついていない状況です。激戦区のジョージア州は、どちらの候補も過半数票を獲得できなかったことから、来月6日に決選投票となりました。CNNなどの報道各社は選挙前には共和党が躍進と報道し、開票後は民主党が思いのほか善戦していると報じています。2年前の大統領選挙では共和党系の過激派が「報道が世論操作して、選挙で不正があった」と糾弾していましたが今回はどうだったのでしょうか。公正な選挙は民主主義の根幹なので、そうあってほしいものです。
原油先物は$85.59(▼3.73%)と大きく下げ、エネルギーセクター株も下がりました。10年債利回りは4.1510%(△0.61%)と上昇し、市中の住宅ローン金利も上昇しているようです。ドル円は146円台と円安で推移しています。Bitcoinは昨日からの下落の流れが止まらず$16,214(▼11.77%)と大きく下げています。
自分のポートフォリオは全体で▼1.59%、主要3指数の下落率よりは低かったようです。QQQ、VOO、VTIは2%を超えた下落でしたが、指値を入れていたVYMは下落率2%に届かず、買い取引無しで終わってしまいました。
今夜は注目されている10月の消費者物価指数が、市場開始前に公表されます。その結果により12月以降のFRBの高金利政策がどうなっていくかを投資家が予想することによって、株価に動きがあるのではないでしょうか。
これまでは、米国中間選挙をきっかけに株価が上昇というジンクスがあって期待するところもありましたが、今回は残念な結果となり、株価の底打ちがなかなか見えません。S&P500追随投資信託の月次定期積立を継続する基本を忠実に守り、今後も下がったタイミングで少しずつ高配当株ETFのスポット買いをしながら、保有株数増加を続けようと思います。
今日も一日、明るく元気に過ごしましょう。