先週の大幅上昇に対する小反落でスタートした市場は、FRBのブレイナード副議長が利上げペース鈍化が近く適切になると発言したことで、FRBによる金利利上げペースがこのところ続いている0.75%よりも緩和されると期待され、一旦は反発しました。しかしながら、10年債利回りが3.865%(△1.36%)と上昇したことや、企業の決算内容などから再び下落基調となり、結果として主要3指数の終値は揃ってマイナスとなりました。金利の影響を受けやすい成長銘柄株が多いNasdaqは▼1.12%と下げが大きかったです。
原油価格は$85.27(▼4.15%)と下落、ドル円は一時140円台まで円安になりましたが、現在は139円台後半で推移しています。Bitcoin/USDは$16,313まで下がり、FTXの経営危機が報じられた頃から下落が続いています。
中間選挙は、上院はジョージア州の決選投票を待たずして民主党が過半数確実です。一方の下院は共和党が有利と言われているもののまだ過半数に達していない状況です。
自分のポートフォリオは▼0.65%でした。昨夜は先物が反落していたので、VOO(S&P500追随ETF)を緩めの指値で仕込んでいましたら刺さりました。年初に現金化していたドル資産を多めに投入したので、ポートフォリオを時価資産順にするとVYMを抜いて最上位に返り咲きました。これは、吉と出るか否かはわかりませんけどね。今年になってからのスポット買いは高配当系中心でしたが、8月頃からS&P500系にシフトしています。QQQ(Nasdaq追随ETF)の買い増しはまだ先かなと思っています。
今夜の経済指標で重要性が高いのは、10月の生産者物価指数でしょう。
それでは、今日も明るく元気に過ごしましょう。