先週金曜日も昨夜も株を積極的に買うきっかけになる情報が乏しかったため、株を売る方が多くなり、再びNASDAQを中心に大幅に下落しましたが、引けにかけてやや反発して終わりました。モルガン・スタンレーのE*TRADEのトレーディング担当マネジングディレクター、クリス・ラーキン氏は「インフレの冷え込みを示すデータは市場を短期的に後押ししたかもしれないが、FRBはパウエル議長が金利をかなり長い間上昇させ続ける可能性があるという点を堅持していることで、一部の投資家が根拠にして売りに走った可能性が高い」と述べています。さらに10年債利回りが3.581%(△2.84%)の上昇したことから、株価は下落を加速し、ドル円は円安方向に向かいまして、現在は137円台前半で推移しています。METAは、Facebookユーザーが望む望まないにかかわらず、自動的にマーケットプレイスにアクセスできるとことがEUの独占禁止法に違反しているとしています。有罪になれば、118億ドル(約1兆6千億円)の罰金が科せられることから、株価は▼4.10%と大きく下げました。AMZN(アマゾン)が▼3.35%と下げたのは、投資銀行顧問会社の Evercore ISI は、Amazon の目標株価を 20 ドル引き下げたことによるようです。
イーロンマスク氏はTWTR社の社長を辞任すべきか、Twitter上で問いておりその結果に従うようです。現在のところ、1750万人の投票がありYes(辞任すべき)が過半数で推移しています。これから投票される方はこちらからどうぞ。
原油先物は$75.68(△1.87%)でしたので、エネルギーセクターは上昇しました。
自分のポートフォリオは全体で▼0.62%でした。この連日の下げにより、これまで50-DMA(50日平均)と200-DMAがともにマイナスだったのは、VOO(S&P500追随)、VTI(全米株)、QQQ(NASDAQ)、SPYD(高配当)であったのに、これにVYM(高配当株)が加わってしまいました。
今夜は建築関係の指標が公表される予定です。経済が悪いニュースで株価が下がるトレンドに変わってきているようですが、実際の株価はどう動くのでしょうか。
寒波到来により、日本海側で大雪となっており、不安な朝を迎えられている方もおられるかと思います。地球温暖化を提唱して脱炭素を叫ぶのがトレンドではありますが、小氷河期に突入したかもしれないと、データに基づく見解を述べられている科学者もおられます。メディアは夏の暑い時には「地球温暖化」と表現していますが、寒くなると「地球環境の変化」と言葉を変えていることに気づかれていますでしょうか。ロシア産原油と天然ガスが西側諸国に流通しない中で厳冬を迎えることに、私は一抹の不安を感じています今日この頃です。
年末が近づいて、多忙な毎日が続いている方が多いと思います。健康に留意して、今週も明るく元気に過ごしましょう。