7-9月のGDP(国内総生産)確定値が△3.2%(予想△2.9%、前回△2.9%)と改定値△1.7%から大幅に上方修正され、力強い個人消費により高い経済成長が示されました。失業保険申請件数は216K(予想222K,前回214K)と労働市場も予想よりも力強いことから、FRBのタカ派の懸念を煽ることになることに嫌気が入り、売り市場となりました。大規模な人員削減を発表したMU(マイクロン)の株価は▼3.50%と大きく下げ、他の半導体メーカー(NVDA▼7.25%、AMD▼6.04%など)の株価にも波及しました。イーロンマスク氏がTwitter投票を募りましたが、ロボットによる自動投稿プログラムで容易に操作しうることができた懸念が出てきています。TSLAは中国市場での弱さをウェルズファーゴのアナリストに指摘されること等により▼9.14%と暴落し、NASDAQ市場全体の下落を大きく牽引した形になりました。
原油先物は$78.16(▼0.17%)、10年債利回りは3.669%(▼0.41%)、ドル円は132円台前半で推移しています。コモディティも金(▼1.43%)、銀(▼1.96%)と下げています。
自分のポートフォリオも全体で▼0.71%、主要3指数よりも緩和されたものの大きなマイナスとなりました。22日にSPYD(高配当株ETF)から分配金が出ました。SPYDは含み損域で株価が低迷していましたので、分配金で買い増ししました。SPYDは株価上昇にはあまり期待できないETFですが、分配金が年率4%を超えて推移しているので、分配金を積み増すことにしています。
今夜も重要性が高い経済指標の公表があります。昨夜は良い経済指標が株価を下げました。今夜はどうなるのでしょうね。
「♪もういくつ寝ると お正月♪」という童謡がありますが、「つ」で数えるのは9までですから、今日から使えますね。年末最後の追い込みでご多忙な方も多いかと思いますが、基本的な感染対策を忘れないようにしましょう。株価はまた下がってしまいましたが、今日も笑顔を絶やさず、明るく元気に過ごしましょう。