年末で薄商いの中、中華人民共和国の入国規制大幅緩和により中国向け輸出が多い銘柄が好感で上昇、エネルギーセクターの上昇がDow30を引っ張ってわずかに上昇、10年債利回りが上がったことからハイテク株が多いNASDAQは下落というまちまちの展開となりました。TSLA(テスラ)は自動車需要が低下している環境の中で定価の10%から15%の値引きをしましたし、マスク氏の一連の言動に嫌気がさして▼9.92%と下落が止まらない状況です。米国を襲っている寒波の影響でLUV(サウスウェスト航空)が予定フライトの6割以上を欠航したことで株価が急落(▼5.96%)しました。S&P・コアロジック/ケース・シラーがまとめた10月の米20都市住宅価格指数は、前月比で4カ月連続の低下となりました。インフレによる価格高騰と住宅ローン金利上昇が住宅市場を大きく減速させています。ロシアのラブロフ外相は、ウクライナが降伏しないと戦争は継続すると発言したことも報道されました。
原油先物は$79.67(△0.14%)、10年債利回りは3.86%(△2.91%)、ドル円は円安方向に動いており、現在は133円台で推移しています。
自分のポートフォリオは全体で▼0.15%でした。IBB(バイオテクノロジーETF)とQQQ(NASDAQ追随ETF)、ICLN(クリーンエネルギーETF)が足を引っ張る形となりました。
今夜の主な経済指標は上記の通りです(2年物中期米国債入札の表示がちょっと変ですがInvesting.comの提供をそのまま掲載)。
今日28日は官公庁の仕事納めですので、それに合わせた仕事納めの方も多いかと思いますが、サービス業を中心に年末年始のお休みがない方も多いです。良いお正月を迎えることができますよう、今日も明るく元気に過ごしましょう。