労働市場が活況という良いニュースのおかげで、再び株価は下落となり、3指数そろって1%を超えるマイナスで終えました。市場開始前に公表された12月の非農業部門雇用者数は235Kと予想150Kを大きく上回り、かつ前回の182Kをも上回っていました。失業保険申請件数も204Kと、予想225K、前回223Kから減っていました。
1.8万人の従業員解雇して経費削減すると発表したAMZN(アマゾン)ですが▼2.04%下落してしまいました。BBBY(Bed Bath & Beyond.Inc)は早ければ今週末に破産申請して廃業する可能性があるとのことで、▼29.46%と暴落して終値は$1.70となりました。同社の破産は同社製品を扱う小売業への波及も心配されています。
下院議長選挙は8回目の投票を終えましたが、共和党のマッカーシー氏が過半数を取れない状況が続いています。トランプ前大統領もマッカーシー氏に投票するよう呼び掛けても強硬派が譲りません。下院議会がしばらく機能しない問題が新たに浮上しています。
原油先物価格は$73.74(△1.24%)と上昇、10年債利回りは3.720%(△0.30%)上昇、ドル円は円安方向に動いて現在は133円台前半で取引が続いています。
今回から自分のポートフォリオ表にJPY=X(ドル円)を追加し、VIX指数とともに上段に参考値として表示することにしました。トータルで▼0.73%と下げましたが、IBB(バイオテクノロジーETF)とTIP(物価連動債ETF)がブレーキをかけてくれました。ICLN(クリーンエネルギーETF)は2%を超えて下落していましたが、買い行動はしませんでした。
今夜は市場開始前に雇用統計の発表があります。昨夜の非農業部門雇用者数と失業保険件数から推し量れば、FRBの思惑に反する結果になりそうな気がしています。
今日1月6日は、天赦日・一粒万倍日・甲子(きのえね)という3つの金運吉日が重なる日です。まだ初詣に行かれていない方には最適は日となるでしょう。
それでは、今日も一日、明るく元気に過ごしましょう。