12月の消費者物価指数の発表を翌日に控えた市場では、金利上昇が緩和するとの期待する買いが入って株価が上昇、3指数そろってプラスとなりました。ボストン連銀のコリンズ総裁は、ニューヨーク・タイムズとのインタビューで、25bp利上げを支持する方向に傾いていると述べました。ただし、コリンズ総裁は今年のFOMC会合で投票権を持っていませんので注意が必要です。
世界最大の資産運用会社、米ブラックロックが、金利上昇に伴う景気後退リスクが高まる中、最大500人を削減する計画と、ニュースサイトのインサイダーが11日、社内メモの情報を報じました。米証券取引委員会(SEC)への提出文書によると、ブラックロックの従業員数は昨年9月末時点で1万9900人です。
FAA(アメリカ連邦航空局)のシステムが午前9時(東部標準時)にフライトの一時停止を解除した後、アメリア全体で通常の航空交通が再開され始め、7,800便を超える遅延が続いており、1,200を超えるフライトがキャンセルされたようです。
米国と西側諸国は、2月5日に発効するロシアの石油製品に対する今後の制裁の詳細について話し合いを進めています。精製されたディーゼル用油は高額にして実質的な禁輸を目指し、燃料油は低額で輸出してロシア産燃料油に頼っている国に揺さぶりをかけるようです。
中国の2022年の都市部の新規雇用は、新型コロナウイルスが経済成長に影響したものの、1,206万人に達し、政府目標を達成した。新華社が王・人事社会保障相の発言として9日に報じました。2021年の都市部の新規雇用は1,269万人、2020年は1,186万人、コロナ禍前の2019年は1,352万人でした。
原油先物は$77.67(△3.39%)、10年債利回りは3.554%(▼1.85%)、ドル円は132円台前半で円安に振れてから横ばいで推移しています。
自分のポートフォリオは全体で△0.65%、主要3指数より大きく遅れた牛歩のごとくですが、高配当株系ETFのVYMとSPYDが、そろって50-DMA(50日移動平均)だけでなく200-DMAを超えてきたことはうれしいところです。
今夜の経済指標は、なんといっても22:30のCPI(消費者物価指数)です。失業保険と賃金の推移も気になるところです。