消費者物価指数が予想通りだったことから利確する動きで一旦株価は下落しましたが、その後は3指数そろってプラスとなりました。物価への圧力は先月弱まり、歴史的なインフレと数十年で最も積極的な金融政策行動の年を締めくくることとなりました。12 月の消費者物価指数 (CPI)は、価格が年率 6.5% で上昇し、前月比では 0.1% 下落したことを示しました。食料とエネルギーを除くいわゆる「コア」インフレ率は、前年比5.7%、前月比0.3%上昇しました。消費者物価指数は 3 度目の連続した下降トレンドを記録し、2022 年 6 月のサイクルの最高値である 9.1% を大幅に下回りましたが、食品や住宅などのレポートの主要な構成要素は、歴史的に見ても頑固に高いままです。これに対して投資家たちウォール街の反応はまちまちでした。米フィラデルフィア連銀のハーカー総裁は、この先は0.25ポイントの幅で政策金利を引き上げていくべきだとの考えを示しました。異例の積極引き締めが終点に近づいていることを示唆する発言内容でした。インフレの内容が複雑化していることから、スーパーコアを模索する市場のプロもいるようです。
失業保険の申請件数は20.5万件(予想21.5万件、前回20.6万件)と予想はもちろん前回をも下回る結果となり、FRBの金利政策によって失業者の大幅増加という副反応が出ていないことは政権や国民からも喜ばしいと受け止められているでしょう。
ABBV(アッヴィ)株の下落が続いています。日本にも展開しているサンドウィッチチェーンのサブウエイが身売りを検討しているそうで、その額は100億ドルを超えそうです。※サブウェイは非上場企業です。
原油先物は$78.28(△1.12%)と上昇、10年債利回りは3.449%(▼2.95%)と2日連続した下降、ドル円は大きく反応して一晩で3円を超える急激な円高となり1時128円台まで高くなりましたが、現在は129円台前半で推移しています。
自分のポートフォリオはトータルで△0.19%で、債券ETFが主要3指数を超える伸びを示していました。
今夜の経済指標は上記の通りです。
このところ鳴りを潜めていた小池東京都知事が「8歳までの子どもに対する月5000円の給付について、来年1月ごろに1年分を一括で給付」という「子育て主婦の耳にやさしい目立つ発言」をされました。都知事の鋭い嗅覚が、国政選挙が近いと言っているような気がしたのは、私だけでしょうか。
今日も一日、明るく元気に笑顔で過ごしましょう。