S&P 500 は 0.4% 上昇し、Dow30は 0.3% 上昇し、テクノロジー重視のNASDAQは 0.71% 上昇し、2021 年以来最長の 6 日連続で上昇となりました。ナスダックと S&P 500 は、約 2 か月で最大の週次上昇を記録しました。大手4メガバンクのJPM(JPモルガン)、BAC(バンクオブアメリカ),C(シティグループ)、WFC(ウェルズファーゴ銀行)の決算発表とともに、株価は上昇しました。金利の上昇が今年の米国のリセッション(景気後退)に追い込む可能性が高いとしましたが、各社はその防衛のため昨年最後の3カ月間で合計28億ドルを蓄わえました(WSJ)。JPモルガンのCEOは「軽い景気後退かもしれない。そうではないかもしれない」と語ったようです。ゴールドマンサックスの消費者事業の新部門が昨年1月から9月で12億ドルの赤字、2020年初めからの累計では30億ドルの赤字でした(Bloomberg)。
JNJ(ジョンソンエンドジョンソン)は新型コロナウィルスワクチンの生産を大幅に削減しました。昨年のTSLA(テスラ)の動向をまとめたレポートがWSJで特集されていました。
原油先物は$79.92(△1.95%)に上昇、10年債利回りは3.511%(△1.80%)に上昇、ドル円は円高方向に流れて127円台後半で取引が続いています。
自分のポートフォリオは全体で△0.20%でした。リセッションが軽く済みそうだとか、ハイテク系が予想よりも早く復活しそうという楽観視が増えてきていることは承知しています。年初に決めたポートフォリオが堅すぎたかもしれません。でも、ウクライナ問題や新型コロナのような予想もしなかったような大問題が突然起こる可能性もありますしね。
金融機関による年間取引報告書が明らかになり、確定申告書の作成に力を入れるシーズン到来となりました。米国株で配当金をもらった方は、外国税額控除にチャレンジされてはいかがでしょうか。
週明け16日(月)はキング牧師記念日のため米国市場はお休みです。経済指標については、17日(火)の夜について示しておきます。