株価はセクターごとにまちまちの動きとなりました。失業保険申請件数は18.3万件(予想20万件、前回18.6万件)と労働市場は予想よりも好調でした。また、昨年第4四半期の非農業部門生産性は3.0%(予想2.4%、第3四半期1.4%)と伸びている結果が報告されました。FRBによる高金利政策が今年前半にもピークに達するという期待によりハイテク系が大幅に上昇する一方で、エネルギーセクターが大きく下げ、ヘルスケアセクターが下げました。
XOM(エクソンモービル)の2022年通算決算は、収益$4,022億(対前年比△44%)、純利益$557億(同△142%)、利益率14%(前年は8.3%)、EPS$13.26(前年は$5.39)と、数字だけを見ると絶好調ですが、投資家はEPSの予想を1.7%下回り、株価が▼3.17%と大きく下落する結果となりました。ヘルスケアセクターのLLY(イーライリリー)はCovit治療の減少と糖尿病薬の売上減少で▼3.47%と大きく下げました。METAは前日の決算報告を受けて△22.44%と急反発しました。
原油先物価格は$75.81(▼0.79%)、10年債利回りは3.396%(▼0.03%)にともに下がりました。ドル円はわずかに円高で安定しており、現在128円台で取引が続いています。
自分のポートフォリオはトータルで△0.91%でした。自分が最も力を入れているVYM(高配当株)の構成銘柄上位にXOMがいるのでマイナスでした。また、政策金利のピークが5月と予測するアナリストが増えており、コロナワクチンの伸びは少ないと予想して、VHT(ヘルスケア)とIBB(バイオテクノロジー)を手じまいしてVOO(S&P500)とESGU(米国ESG投資)に乗り換えるという見直しをしました。吉と出るか凶と出るかは時間の経過とともに教えてくれるでしょう。
経済指標発表のスケジュールは以下の通りです。
2/3の決算報告は以下の通りです。アップル、グーグル、アマゾンはEPS(1株あたりの利益)と売上が予想よりも低く、アフターマーケットで下げているようですが、まだ自分が精査していないので、今はコメントを避けておきます。ごめんなさいね。
2/3の決算発表予定は以下の通りです。
2月2日は一粒万倍日でしたので、私は神社へのお詣りをして、日頃の感謝とお礼をしてまいりまして、気持ちが晴れた感じがしています。
アップル、グーグル、アマゾンが決算報告後、アフターマーケットで下げているのが気になるところですが、今日は節分、冬も終わりです。明るく元気に笑顔で過ごしましょう。