昨夜は3指数そろってマイナス。半導体系のラリーがもう終わってしまったような様相です。
失業保険申請件数が19.6万人(予想19.0万人、前回18.3万人)と、ようやく強い労働市場に翳りが見えるデータが示されたことで、FRBのタカ派が和らぐという期待感もあってプラスでスタートしました。ところがその後は長期金利の上昇とともに値を下げてしまいました。
Googleのチャットボット「Bard」が不正確な回答を生成したことが広まり、投資家の間にAI活用においてMicrosoftに出遅れているという懸念が広がり、GOOG(Google)の株価は▼4.54%と大きく下げました。
MSFT(Microsoft)の株価は反発したものの、市場全体の下げの流れにのって終値は▼1.17%でした。META(メタ・プラットフォーム)は、トランプ元大統領のFacebookとInstagramのアカウントを復活しました。株価は▼3.00%と下げましたが、このニュースとの因果関係はわかりません。YHOO(ヤフー)は2023年中に全従業員の2割強に相当する1600人を一時解雇する計画があることが判明したようです。
※GoogleのBardの回答間違いのニュースは日本の地上波TVのニュースでも取り上げられていました。ChatGPTも必ずしも正確な回答ばかりではないと思いますけど、2日連続した下げで▼12.2%は過剰反応ではないかと個人的な感想です。
原油先物は$77.50(▼0.72%)、10年債利回りは3.683%(△0.821%)、ドル円は131円台前後半で安定的に推移しています。
自分のポートフォリオは全体で▼0.96%でした。このような市場なのでやむを得ないです。
経済指標は以下の通りです。なお、今回から「時間」を1日分表示でスッキリさせました、ニューヨーク時間(GMT-5:00)の表示に変更しました。当面(夏時間に切り替わる3/12まで)は時差14時間です。