株価の方向性を示す経済指標発表がなかったことと、FOMCの今後の政策金利引上げが厳しくなるというFRB理事などからの以下のようなタカ派的な発言などを受けて、ハイテク系を中心とするNASDAQが▼0.58%下落しました。Dow30はヘルスケアセクターと生活必需品消費セクターの上昇を受けて△0.39%と僅かに反発、S&P500は▼0.27%となりました。

ドル高が進みましたので、投資家がドル現金化を進めたと推定できますが、Bitcoinが3日連続して上昇していますので、仮想通貨に資金が流入していることも推定できます。利息がつかない貴金属の価格はあまり上昇しておりません(たとえば金は▼0.04%)

TSLAは大量リコールの後に好材料がない中、株価は△2.81%と反発しました。その変動の理由はこちらにあるように「ボラティリティが高いから」なのでしょうか。MRK(メルク)は取締役会で$0.73の配当(3/14に権利落ち、配当利回り2.71%)を支払うと発表したことで株価が△2.83%上昇しました。DE(Deere & Company)は収益が堅調とアナリストが発表したことで株価が△7.53%と大きく跳ね上がりました。

原油先物は金利上昇懸念による需要見通しが悪化で$76.24(▼2.87%)と大きく下落、これに伴ってエネルギーセクターの株価はそろって下落しました。10年債利回りは3.828%(▼0.39%)、ドル円は円安ドル高方向に進んで134円台前半で取引が続いています。

自分のポートフォリオは▼0.07%、ほとんど変わらずでした。

週末なので、1週間のS&P500マップを示します。景気後退で需要が少なくなると予想されるエネルギーセクターが冴えない傾向が見て取れます。

週明け2/20(月)は「ワシントン誕生記念日」のため米国市場はお休みです。このため、21日までの経済指標発表予定を掲載します。

それではみなさま、明るく元気に笑顔で良い週末をお過ごしください。








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Muroi Kazuo
1959年2月生まれ 米国株、日本株、J-REITでFIRE達成しています。 米国株投資については、みなさんと情報共有したいと思っています。
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