主要3指数は先週末の大幅下落を受けて買いからスタートして上昇しましたが、再び下落トレンドに転じて終値はプラスだったものの、方向感がない取引となりました。発表された経済指標を受けて、FOMCが金利をどうするのか、市場予想が定まらない状況のようです。
1月のコア耐久財受注は前月比△0.7%(予想△0.1%、前回▼0.4%)と予想を上回る好調でしたが、耐久財受注の全体では▼4.5%(予想▼4.0%、前回▼5.1%)でした。1月の中古住宅販売保留(仮契約指数)は△8.1%(予想△1.0%、前回△1.1%)と予想を大きく上回りました。過日の新築住宅も上昇していたことから、高金利の住宅ローンにもかかわらず住宅市場が回復している状況です。
UNP(ユニオンパシフィック鉄道)は、Soroban Capital Partners (ヘッジファンド)からの圧力を受けてCEOのランスフリッツ氏が辞任に追いやられ、今後の企業改革に投資家の期待が集まり株価は一時△11%を超える急上昇となり、終値も△9.46%でした。TSLA(テスラ)は3月1日を「投資家の日」として「マスタープラン3」イベントが予定されており、その詳細内容が明らかではありませんが、何が起こるかわからないという投資家の期待が集まって株価が上昇(△5.22%)しました。
イエレン財務長官がウクライナ・キーウを訪問し、約100億ドルの財政支援についてゼレンスキー大統領ならびに高官と話し合いました。駐中国バーンズ大使は、2019年に中国・武漢で新型コロナウイルスの感染拡大が起きた経緯について「中国がより正直になるように要求していく」と述べ、情報開示を求めていく考えを示しました。また、米本土上空で偵察気球を飛行させたことにより「中国は世界の信頼を失った」と批判しました。
英国のリシ・スナク首相と欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長は、北アイルランドの新たな貿易協定に合意し、英国の EU 離脱によって引き起こされた長年の摩擦に終止符を打ちました。
中華人民共和国の経済活動再開に伴い、富裕層のシンガポールへの流入が加速しています。
原油先物は$75.78(▼0.71%)、10年債利回りは3.922%(▼0.68%)、為替はドルの全面高により、ドル円は136円台前半で取引が続いています。
自分のポートフォリオは△0.10%とわずかに上昇しました。自分も次回3/21-22のFOMCの動きが予想できません。今後の経済指標動向とFRBメンバー等によるコメントをウォッチしていこうと思っています。
今夜の経済指標発表は以下の通りです。2月の消費者信頼感指数が高い重要性とされています。
今日は2月の最終日です。私は、26日-27日にかけて、茨城県の常陸大子と千葉県勝浦市のひな祭りイベントに行ってきました。どちらも多くの観光客を集めて大盛況でした。花粉が大量に舞っていたので、屋外にもかかわらず、ほとんどの方がマスクをされていました。今日は春一番が吹くかもしれませんので、花粉には注意したいものです。